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中国なのに、ヨーロッパ風!? マカオの世界遺産を巡る

Posted by: 今井明子
掲載日: Nov 5th, 2013. 更新日: Jun 15th, 2017
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建物めぐりも面白いマカオ

香港の南西60kmの位置にある、マカオ。
カジノのイメージが強い場所ですが、カジノに興味がなくても、訪れるととても楽しい場所です。
1999年までポルトガル領だった歴史もあり、マカオにはヨーロッパ風の美しい街並みがたくさんあり、そのなかのいくつかは世界遺産にも指定されています。

中国なのに、ヨーロッパ風!? マカオの世界遺産を巡る

この写真は、マカオの中心地にある「セナド広場」。
思わず「ここが中国なの?」と驚いてしまう風景です。波打ったタイルの模様が美しいですね。

中国なのに、ヨーロッパ風!? マカオの世界遺産を巡る

レモンイエローの壁と、くるんとカールした街灯がとってもかわいい。

中国なのに、ヨーロッパ風!? マカオの世界遺産を巡る

こちらは、マカオ観光の一番の目玉、聖ポール天主堂跡。
かつてはローマより東にある教会で、一番美しいと言われていたのですが、19世紀の火災で焼失し、ファサード(正面)だけが残っています。
なお、このファサードの建築には、日本を追われたキリシタンが携わっていたといわれています。異国の地で、歴史的建造物に日本人が加わっていたのか・・・と思うと、感慨深いものですね。

もちろん、中国風の建物も!

中国とは思えない、ヨーロッパの建物がたくさん残されているのがマカオの魅力ですが、昔ながらの中国風の建物も残っていることが、マカオをさらに魅力的な街にしています。

中国なのに、ヨーロッパ風!? マカオの世界遺産を巡る

こちらは、「媽閣廟(マーコウミュウ)」というマカオ最古の寺院。
「マカオ」という地名のもとになった建物で、海の女神が祀られています。

中国なのに、ヨーロッパ風!? マカオの世界遺産を巡る

もともとは遊郭が並んでいた「福隆新街」。
今では、建物の中は飲食店で、メジャーな観光スポットのひとつです。

エリアによって、さまざまな表情を見せるマカオ。
街歩きが楽しい街です。

今井明子

Akiko Imai ライター・気象予報士
「団子より花」をモットーに、グルメよりは生き物や絶景を求めて旅するフリーライター。普段は医療系記事・育児&教育系記事・子ども向け科学本などを執筆する傍ら、気象予報士としてお天気教室の講師も務める。共著書に『気象の図鑑 (まなびのずかん)』(技術評論社)がある。

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