大阪の粉もんグルメといえばお好み焼き・たこ焼きですが、実はチーズケーキの名店が多いことはあまり知られていません。そう、大阪はチーズケーキ激戦区でもあるのです！

京阪神エリアは、かつて神戸が欧州からの航路の終着港であり、関東大震災後に東京からの洋菓子職人が移住、来日した職人が定住したことから有名洋菓子店が集結しています。中でもチーズを使ったお菓子が多く、定番お土産から個人店まで大阪のグルメ通を唸らせるチーズケーキがずらり。今回は評判の絶品チーズケーキを食べ比べ、特におすすめの4品を紹介します。

“チーズの王様”を使用した新食感のチーズケーキ

イタリア語で「おいしい」という意味を持つ「DELICIUS（デリチュース）」（380円）。チーズの王様といわれる「ブリー・ド・モー」の濃厚かつ酸味の効いた味わいと、杏ジャムの甘酸っぱさが交じり合い、奥深い味わいに仕上がっています。ベイクドなのに舌の上でとろけるような食感はレアチーズケーキのよう。食べるほどに味と食感に新たな発見があり、食べ終わるのがもったいなく感じる逸品です。

ワインにぴったり！塩が効いた大人の味

焼き目の美しさが存在感を放つ「ベイクド」（350円）。濃厚焼きチーズ、クリームチーズ、カマンベールチーズなどのチーズを使用しています。塩味が効いた大人のチーズケーキはワインにぴったり。タルトはしっとりサクサク、チーズ部分はねっとりと滑らかな食感で食べ応え十分なのに、重過ぎない後味も魅力です。

ミルキーな生クリームとサクサクサブレの出会い

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生クリームの装飾がかわいらしい「アノニマ」（480円）。上品な甘味の生クリームに濃厚なクリームチーズが合わさり、さらにオレンジソースが絶妙なアクセントとなっています。バニラ風味のサクサクサブレの食感も楽しい一品です。

大阪お土産の定番、コスパも最高のホールケーキ

定番お土産として名高い「焼き立てチーズケーキ」（630円）。
デンマークの工場から直輸入した豊かな味わいのクリームチーズを使用、ふんわりしっとりの独特な食感が楽しめます。底にちりばめられたレーズンが味を引き締めるいい役目に。店舗では、焼き立ての鐘がなると一気に行列ができる人気ぶりです。

以上の4店のほかに、まだまだ知られていない名店が大阪にはまだまだあります。大阪の新たな名物として、今後もチーズケーキから目が離せません。

いなもん

Inamon

名古屋魂「何でもやってみやー」を合言葉に、楽しそうなことはとにかく首を突っ込む野次馬ライター。求人広告、美容情報誌、食品専門誌など幅広いジャンルで執筆・編集を担当。趣味は試食と立ち読みと恋バナ。世界一周に向けてまったり準備中です。