©Aya Yamaguchi
住みたい街ランキングで必ず上位ランクインする吉祥寺。もちろん、おいしいパン屋さんもいっぱいあります。ここでは、吉祥寺ならではの3軒をご紹介します!
ブーランジェリー・ビストロ・エペ
まずはレストランも併設する、昨年オープンしたパン屋さん「エペ」。思わず誘い込まれてしまう外観です。
店内も外国を思わせるおしゃれな雰囲気。味わい深く、食事にも合うパンをと、粉をブレンドしたり凍る直前の超低温でゆっくり生地を熟成させたり、こだわりを持って作られています。
どれも美しくおいしそうで目移りしてしまいますが・・・
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はずせないのはヴィエノワ180円です。フィリングは練乳バタークリーム、カスタード、ガナッシュクリームの3種類ありますが、練乳の「クレームオレ」は必食。「これこれ! この甘さを求めていたのよ!」という絶妙なミルクの風味で、パンとの相性も抜群です。
ダンディゾン
次はパン好きに有名な「ダンディゾン」。地下へ続く入り口は通りからちょっと奥まっていて、隠れ家っぽい感じです。
店内はパン屋さんというより美術館に近い緊張感が漂います。整然とショーケースに並ぶパンは、小ぶりでスタイリッシュ。
食パンも小ぶり。左からやさしい甘さの「BL30」(発酵バター30%)、トースト向きのベーシックな「BL20」(発酵バター20%)、どんな料理にもぴったり合う「OE15」(オーガニックオリーブオイル使用)、噛むほどに甘みがにじみ出る「S100」(豆乳使用)。
そしてぜひとも味わいたいのが、ブラーヴォ 240円。クリームチーズとサルタナレーズン、伊予柑ピールのハーモニーが生地と一体化した、体に染みわたるおいしさ。「ほどよい」とはこういうことか、と思わず感慨深くなってしまうのです。
フィグ
©Aya Yamaguchi
最後は駅から少し歩いたところにある小さな可愛いパン屋さん「フィグ」。あまりにさりげないので通り過ぎてしまわないようご注意です。
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ころんと可愛いパンたちが、大切に並べられている店内。それぞれのパンにファンがついているそうで、確実にゲットしたいものがあれば電話予約するのが安心。
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左上から時計回りにフィナンシェ、クリームパン、チョコキューブ(ラズベリージャム付き)、黒糖ベーグル、クルミ&クリームチーズ。どれもお店の人気者です。
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女性にはネギ味噌パン200円も好評だそう。
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しかしやはり不動の人気のクリームパン180円がはずせない一品です!
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中を見るとわかるように、ぽってり入ったカスタードが優しい味わい。キューブ型の見かけに反して生地はふんわりやわらかく、あっという間に完食。リピーターが多いのにもうなずけます。
「フィグ」のパンはどれも、キュートでスタイリッシな風貌なのによそ行きの味がしません。安心できる、手作りの味。地元の人たちに愛されている、温かいお店なのです。
■
fig(フィグ)住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-21-10
電話 0422-27-7032
営業 11:00~19:00 (なくなり次第終了)※月曜・木曜定休(祝日の場合は営業、平日に振替休業)
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Aya Yamaguchi 統括編集長
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「
イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。
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