休日に雨が降るとなんだか残念な気分になりますが、世界には雨でもたくましくアウトドアを楽しんでいる人たちがいます。その代表格とも言えるのがオージー(オーストラリア人)&キウイ(ニュージーランド人)。
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例えば週末にピクニックを予定していたとしましょう。でもあいにくの雨。そんなとき、日本人の私たちなら諦めてしまうことも多いかもしれませんが、彼らは簡易テントをささっと張り、これまた簡易式のテーブルとイスを組み立て、あっという間に雨仕様のピクニックスタイルの完成! アウトドアが生活に密着しているからこそ、雨の日の楽しみ方を心得ているのかもしれません。
さて、雨の日の過ごし方が上手なオージーやキウイは傘を使うのでしょうか? 欧米の人々は総じて、小雨程度なら傘をささない人が多いことはTABIZINEの記事でもお伝えしました。オーストラリアやニュージーランドでも同様に、というか本降りになってもささない人が多い模様です。それぞれの傘事情を見てみましょう。
オーストラリア
年間降雨量が日本の4分の1程度という雨が少なくからっとした気候のオーストラリア。JUPA(日本洋傘振興協議会)によれば、雨が降ってもすぐにやむことが多いため、濡れても気にしない人が多いのだそうです。雨の中、ジャケットのフードをかぶって足早に歩くオージー、確かによく見かけるかも。
とはいえアジア系移民の多いシドニーでは、傘事情も異なるようです。アジア圏では日本のように傘をさす人も多いため、シドニーでは雨の日に傘をさしている人の割合がほかの都市と比べて多いと言えそう。
ニュージーランド
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1年を通して雨が降るニュージーでは、国内最大の都市・オークランドを有する北島に特に雨が多いのだそうです。 現地の人々は雨が降ると、傘よりも防水性に優れたゴアテックスのアウトドアジャケットを着用して出かけることもよくあるのだとか。 (JUPAより)
ニュージーランド在住歴30年の日本人に聞いてみたところ、「NZでは都会でも車生活なので、傘がそこまで必要ないのだと思います。傘をさしている姿をよく見かけるのは年配の方くらいで、ファッションとして傘を楽しむという習慣もあまり聞いたことがない」とのこと。
また、ニュージーランドのウェリントンなどは風が強いことで有名ですが、この強風に耐えうる傘を科学的な観点から考えたのがNZブランドの「BLUNT(ブラント)」。耐風性や撥水性に優れているだけでなく、独特なフォルムも特徴です。シンプルかつユニセックスなデザインが魅力。日本でも購入可能です。
梅雨の時期を乗り切るには、オシャレな傘を選ぶよりもオージーやキウイのような「雨でも楽しむ(気にしない)精神」で臨むのが一番かもしれません。
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