英誌エコノミストの「世界一住みやすい都市ランキング」で、オーストラリアのメルボルンが4年連続で1位に輝きました。その反面、メルボルンは、ゴールドコーストやシドニーに比べ、観光地としてはさほど注目されないのも事実。今日はそんなメルボルンの魅力を、在住歴5年の経験をもとにレポートします。
街歩きが楽しい理由
ヨーロッパを思わせる街並みには、今日もたくさんの人を乗せたトラムが走ります。気になる場所があったら、トラムを降りて街を散策してみるといいですよ。メルボルンには、個性的なカフェがたくさん。メルボルンはコーヒー文化が発達しており、人びとはそれぞれお気に入りのカフェを持っているのです。
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通称カフェ通りのDegraves Streetは日夜問わず大賑わい。お気に入りの1軒が見つけられるはず。
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天気の変わりやすいメルボルンですが寒い日でも大丈夫。屋外の席にはヒーターが完備されています。
街全体がキャンバス
メルボルンは芸術分野で発達していることでも知られています。美術館や小さなギャラリーはもちろんですが、街中にはほかにも様々なアートが生きているのです。
街中に隠れるレーンウェイ(小路地)では、様々なストリートアートに出会えます。
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グラフィティと呼ばれるストリートアート。
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個性の光る路上パフォーマンスも見逃せません。時間を忘れて見入ってしまうことも。
移民の街メルボルン
メルボルンは、140もの国々から移民が集まる街。中華街はもちろん、イタリア人街、ベトナム人街は特に有名です。ユダヤ人やトルコ人の多く居住する地域もあります。とはいえ、人種ごとに街が隔絶されているという印象はなく、街に出れば様々な民族バックグランドを持つ人びとに出会えるのが魅力です。
人びとがそれぞれの個性を尊重しながら生活している。その事実こそが、メルボルンの心地よさを生み出しているのかも知れません。日本からメルボルンへは、Jetstarの直行便が便利です。日本航空やカンタス航空の場合は、シドニー経由の便を。ぜひ、この自由な空気を感じに来てほしいと思います!
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Sae ライター
バックパックひとり旅に飽き足らず、中国でのインターンを経由し、最終的にオーストラリアで就職、移住。旅に出られないときは、お家で現地レシピに挑戦して癒されています。世界のおいしいもの、食器、路地が大好き。目標はアジア移住と早起き生活です。
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