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風水の教えを厳密に再現。ユネスコも認めた青いホテル「ブルーマンション」

Posted by: Sae
掲載日: Oct 18th, 2014. 更新日: Jan 11th, 2017
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マレーシア・ペナン島。「東洋の真珠」とも呼ばれるこの島には、深いインディゴブルーに染まったホテルがあります。そのエキゾチックな姿に引きつけられる旅人は後を絶たず、今では東南アジア有数のホテルとして、その名を轟かせています。今日は、そんな「チョン・ファッ・ツィー・マンション」をご紹介します。

【マレーシア】深い静寂へ。インディゴブルーに染まるホテルの一夜


別名「ブルーマンション」

首都クアラルンプールから、車を走らせること約3時間。ペナン島の州都ジョージタウンに凛と佇む、インディゴブルーに染まったホテル。かつて、この地で莫大な富を築いたチョン・ファッ・ツィー氏の持ち家だったこの建物は、2000年にユネスコ世界文化遺産建築保存賞を受賞しました。

【マレーシア】深い静寂へ。インディゴブルーに染まるホテルの一夜

深いインディゴブルーに覆われた外壁。今ではブルーマンションと呼ばれ親しまれています。

【マレーシア】深い静寂へ。インディゴブルーに染まるホテルの一夜

19世紀末に中国から職人を呼び寄せ、故郷である中国の伝統的建築にこだわり建てられました。

南国に映えるインディゴブルーが、しっとりとした雰囲気を醸し出します。

風水に守られた空間

ブルーマンションの特徴は、その色だけでなく、建物全体が風水の決まりにのっとり建てられたことにもあります。家の正面が海に面し、裏に丘が見えるのは景色のためだけではありません。インテリアにまで厳密な風水の教えを取り入れたブルーマンションは、風水的に見て“完璧”であるとさえ言われます。それでも、洗練された空間を保っているのは、東と洋の文化を上手に融合させたためだと言えそうです。

中庭は“気”が集まる重要なスポットです。風水師により中庭の場所が選ばれてから、残りの建築に取り掛かったそうです。

床のタイルとステンドグラス窓が、得も言われぬ雰囲気を醸し出します。
インディゴブルーによく映える、漆黒のらせん階段。ここにも洋の影響が見られますね。
客室へと続く廊下も、クラシカルな雰囲気が素敵です。
まるで異次元に来たかのような雰囲気。いつまでも滞在していたくなりそうです。

ペナンのみならず、中国やインドネシアにまで複数の家を持っていたというチョン・ファッ・ツィー氏ですが、中でもこのブルーマンションは一番のお気に入りだったと言われています。その理由は、宿泊した旅人だけが知ることのできる秘密なのでしょう。

[CHEON FATT TZE MANSION]
[Photo by shutterstock.com]

Sae

Sae ライター
バックパックひとり旅に飽き足らず、中国でのインターンを経由し、最終的にオーストラリアで就職、移住。旅に出られないときは、お家で現地レシピに挑戦して癒されています。世界のおいしいもの、食器、路地が大好き。目標はアジア移住と早起き生活です。

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