寒さが身に染みる季節のお楽しみといえば、クリスマス。街を彩るキラキラした光に、暖かな気持ちにさせてくれるクリスマスソングの数々。そして、見て歩くだけでも気分が高まるのが、この時期にだけ見ることのできるショーウィンドウの数々です。今日は、南半球はオーストラリアのクリスマスショーウィンドウをご紹介します。
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仕掛け付きクリスマスショーウィンドウ
オーストラリアは、日本と季節が反対のため、夏のクリスマスが楽しめる国。サンタがサーフィンをしている写真を見たことがある人も多いかも知れません。そんなオーストラリア第二の都市メルボルンでは、老舗デパートMyer(マイヤー)のクリスマスウィンドウが大人気!大人も子どもも楽しめるストーリー仕立てになっています。
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今年で59回目を数える、歴史あるクリスマスウィンドウ。デパート正面にある4つのショーウィンドウを使って、ストーリーを展開します。この時期のメルボルン名物で、連日多くの人が列を作ります。
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今年のストーリーは、「サンタクロースと三匹のクマ」。白クマの親子と、サンタクロースの出会いが描かれます。白クマとサンタクロースは、スクリーンに映し出されるアニメーションと、機械仕掛けのぬいぐるみで、生き生きと動き出します。
様々な仕掛けと音楽、そしてストーリーの音読で、子どもだけでなく、大人にも根強いファンが沢山いるそう。
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こんな風に、ショーウィンドウにかぶりつきになってしまうのも頷けるほど、夢がたくさん詰まっています。
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こんなド迫力のウィンドウもありますよ。クリスマスウィンドウの作成には、毎年何十人ものアーティストが参加します。今年は40名のアーティストの手により、7か月に及ぶ作成期間を経て完成しました。
そして、見物客はなんと毎年百万人を超えるんだとか!週末ともなれば、見物待ちの行列は夜遅くまで途絶えることはありません。
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一方、街中のイルミネーションは、もしかすると東京のほうが煌びやかかも知れません。それでも、毎年恒例のクリスマスウィンドウだけは、メルボルンでしか味わえない特別な存在であることは間違いありません。
日本では恋人たちのための日、という印象の強いクリスマスですが、オーストラリアでは家族と過ごす大切な日。12月25日は、ほとんどのお店は営業しないので、この時期旅行に訪れる予定のみなさんは、ぜひ注意してくださいね。
[Myer]
Sae ライター
バックパックひとり旅に飽き足らず、中国でのインターンを経由し、最終的にオーストラリアで就職、移住。旅に出られないときは、お家で現地レシピに挑戦して癒されています。世界のおいしいもの、食器、路地が大好き。目標はアジア移住と早起き生活です。
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