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Xmasを楽しい一日に。一人暮らしのお年寄りをサポートする心温まる取組み

Dec 14th, 2014

クリスマスを楽しい一日に。一人暮らしのお年寄りをサポートするイギリスの取り組み

クリスマスというと、ヨーロッパ欧米では家族で過ごすのが主流。遠くで暮らす子供たちも実家に帰り、皆でプレゼント交換をしながら美味しい食事を囲む・・そんなイメージがありますが、実は独りでクリスマスを過ごす人というのは少なくないようです。

イギリスでお年寄りの生活をサポートするボランティア団体、Royal Voluntary Serviceによると、2013年には国内に住む約30万人の75歳以上のお年寄りがクリスマスを一人で過ごしたそうです。
お年寄りがクリスマスを独りで過ごす理由は様々で、子供と離れて暮らしているから物理的に不可能だという理由もあれば、元々独身である人、また周りの人に迷惑をかけたくないという思いなど、それぞれが何かを抱えているようです。何だか切ない気持ちになります。

今回は、そんなお年寄りをサポートしたいという想いから生まれた心温まるRoyal Voluntary Serviceの取り組みを紹介したいと思います。

一人のバス運転手から始まったお話


事の始まりは、バスの運転手であるCaroline Billingtonさんが2007年のクリスマスの日、お年寄りのグループの送迎をしている最中に彼らから聞こえてきた会話がきっかけだったとか。それはそれは楽しい一日を過ごしたと満足そうに帰路につくお年寄りの姿を目にし、こうして独りでクリスマスを過ごすお年寄りの力になりたい、そう思った事がきっかけだったようです。

Community Christmasというアイデアを発案し、「独りで過ごす事を望んでいる人以外のお年寄りがクリスマスを独りで迎える事だけは避けたい」、そんな思いを胸に、クリスマス当日に地域の文化開館や教会でクリスマスイベントを開催し、お年寄りが集まれるコミュニティの構築に力を入れています。

現在はRoyal Voluntary Serviceともパートナーシップを組み、活動の場を更に広げているようです。

皆で温かい空間を作り出していこう


クリスマスを楽しい一日に。一人暮らしのお年寄りをサポートするイギリスの取り組み

お年寄りだけに限らず、大切な日を大切な人と過ごす事ができない・・そんな事は生きているといくらでもありますよね。大好きな人と過ごせればそれにこしたことはありませんが、どうしてもそれが無理なときもあります。けれど、知らない同士でも、皆で輪になって、温かい空間を創り出せればそれは素晴らしい事ではないでしょうか。それが社会参加を促し、地域の繋がりを深めていくのだと思います。

そして自分のことばかり考えず、社会の中で見放されがちな人達の事を考える事、思いやる気持ちを決して忘れたくない、一人のバス運転手が始めた取り組みがそんな事を教えてくれた気がします。


[Royal Voluntary Service]
[Community Christmas]
[All Photo by Shutterstock.com]

Yoko

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