TABIZINE > アジア > マレーシア > グルメ > 【マレーシア】海外の食通が駆けつける美食の街「イポー」

【マレーシア】海外の食通が駆けつける美食の街「イポー」

Posted by: Sae
掲載日: Mar 8th, 2015. 更新日: Jan 16th, 2017
Facebook はてなブックマーク LINEで送る コメント

旅行先としてだけでなく、移住先としても大きな注目を集めているマレーシア。クアラルンプールやペナン、そしてランカウイと言ったメジャーな観光地を抜け出して、ちょっと通好みな旅に出ませんか?

ノスタルジックな美食の街。ローカル気分で旅する「イポー」


コロニアルな建物が美しい街

首都クアラルンプールから、北へ約200キロ。ペラ州イポーは、マレーシアで3番目に大きな都市です。19世紀には錫鉱業で栄え、20世紀にはイギリスの錫鉱業会社が設立されました。

ノスタルジックな美食の街。ローカル気分で旅する「イポー」

イポー鉄道駅は、真っ白なコロニアル建築が一際目を引きます。誰が言ったか、「マレーシアのタージマハール」と呼ばれることもあるとか。

ノスタルジックな美食の街。ローカル気分で旅する「イポー」

ケリー城は、イギリス人のゴム農園主だったウィリアム・ケリー・スミス氏が建てた邸宅。1915年に建設が始まりましたが、スミス氏は建設途中にイギリスへ帰国。そのまま完成を見ることなく、1926年にこの世を去ったという悲しい背景があります。

ノスタルジックな美食の街。ローカル気分で旅する「イポー」

もちろん、マレーシアではお馴染みの「ショップハウス」も。

イポーに行ったら必ず食べたい!

コロニアルな雰囲気を満喫したら、イポー観光の目玉である食事を楽しみましょう。イポーは、マレーシアのみならずシンガポールからも食通が駆けつけるほど、食事が美味しい街として有名なのです。

ビーンスプラウト・チキンは、イポー名物の中でも特に有名な料理です。イポーのもやしは、キンタ渓谷を流れる綺麗な水のおかげで、みずみずしくシャキシャキとした歯ごたえが抜群。

ヨントーフは、野菜、練り物そして揚げ物から好きなものを選び、湯がいてスープや麺と一緒にいただく料理。

ホワイトコーヒーは、イポー生まれのコーヒー飲料。お砂糖や練乳を加えるため、コーヒー独特の苦みを感じません。スプーンの代わりにレンゲが付くのがマレーシア流です。インスタントも豊富なので、お土産にも喜ばれそうです。

寺院も自然も楽しめる

お腹が満たされたら、今度は中国寺院や洞窟に行って探検しましょう。イポーは、コロニアル建築以外にも見どころが沢山あります。

テンプルン洞窟は、マレー半島最大の石灰石の洞窟。全長約1.5kmの洞窟は、5つの巨大なドームから成ります。

ペラトンは、1926年に建設された洞窟寺院。石灰石の洞窟を利用して作られており、中には高さ12メートルの黄金の仏像が。

イポーは、クアラルンプールに比べると比較的ゆっくりと時間の流れる場所。ローカル気分で気ままに歩けば、小さな街にしかない魅力を発見できるはず。大都市も良いけれど、その国の本当の魅力は、地方都市に行ってこそ味わえるものなのかも知れません。

[Ipoh Tourism Board Official Website]
[Photo by Shutterstock.com]

Sae

Sae ライター
バックパックひとり旅に飽き足らず、中国でのインターンを経由し、最終的にオーストラリアで就職、移住。旅に出られないときは、お家で現地レシピに挑戦して癒されています。世界のおいしいもの、食器、路地が大好き。目標はアジア移住と早起き生活です。

| 観光,グルメ,アジア,マレーシア,グルメ,観光


マレーシアのグルメ関連リンク




マレーシア航空機内食4 マレーシア航空機内食4


【機内食で世界巡り】クアラルンプール空港〜アブタビ空港「エティハド航空」エコノミークラス 【機内食で世界巡り】クアラルンプール空港〜アブタビ空港「エティハド航空」エコノミークラス
意外と女子旅向き?いろいろなテイストが入り混じるペナン島 意外と女子旅向き?いろいろなテイストが入り混じるペナン島
ありえない!日本人がマレーシアのカフェで驚いたこと ありえない!日本人がマレーシアのカフェで驚いたこと
【たこ焼きそっくりさん】世界中で愛される、丸くて小さい粉ものフード 【たこ焼きそっくりさん】世界中で愛される、丸くて小さい粉ものフード
1 2 3 4 NEXT

観光 グルメ アジア マレーシア グルメ 観光