コレクションを彩る、美しいファッションモデルたち。各デザイナーのスピリットに触れている彼女たちは、私服にもさりげなくトレンドを取り入れています。

売れっ子モデルは幾つものショーを掛け持ち、さらにNY→ロンドン→ミラノ→パリという、ワールドツアーが続きます。稼ぎ時でもあり、長距離マラソンのような体力勝負のシーズンなのですよ。そして、この時モデルの着ている私服（Off Duty）が、この数ヶ月先のトレンドを作るといっても過言ではないのです。

彼女たちはいったい何を着ているのでしょうか。2015年2月18日に行われた、ヒューゴ・ボス（Hugo Boss）のショー終了後の私服をチェックしてみました。

モデルたちはビーニー（ニットキャップ）が好き！

2015年2月のNYFW（ニューヨーク・ファッションウィーク）は連日氷点下で雪が多く、体感気温はマイナス20℃！この先のランウェイのスケジュールが詰まっている彼女たちは、風邪を引くわけにはいきません。あったかいビーニーが、ファッションのポイントでした。

[【春まで楽しめる】可愛くてあったかい、ビーニーに夢中！]

NYには黒が似合う

冬のモノトーンの街には、黒が似合います。モデルたちも圧倒的に黒の色使いが多かったですね。
Avery Blanchardの着こなし。

挿し色

モノトーンのファッションでも、セリーヌのローズピンクのトートバッグ（Celine Tie Tote Bag）で華やかに。Alexandra Elizabeth Ljadovのカジュアルスタイルは、挿し色がポイント。

プラダ（Prada）のレインブーツ

雪が多く足元の悪かったNY。ローヒールのスニーカーやブーツ着用のモデルたちが多く見られました。その中でさりげなくお洒落だったのが、Ondria Hardinのプラダのレインブーツ。

またシャネルのマトラッセは、定番で人気が高いバッグ。カーリー・クロス（Karlie Kloss）も愛用しています。

プラダ（Prada）花柄サングラス

可愛くてファッショナブルなお花のついたプラダのサングラス。まだ引き続き人気が高いようです。

黒髪がトレンド

昨年のシーズンから、黒髪が魅力的なモデルが目立っています。英国ファッションモデル、エディ・キャンベル（Edie Campbell）は、ダークブロンドを黒髪に。今や誰も彼もがブロンドで、正直見分けがつかない中、黒髪はインパクトがあります。

バイカーズ・ジャケットが大人気

多くのモデルが、革ジャンを着用。その中でも、アクネのジャケットがダントツ人気。
ボリュームのあるジャケットに、革のスキニーパンツを合わせたJulia Berghshoeffのスタイル。

Acne Jacket (velocite navy)　33万6,960円

モデルの最新のファッション、素敵ですね。モデルたちは意外にベーシックなスタイルを好んでいますので、アイデアは真似出来そうですよ。

[All photo by Hideyuki Tatebayashi]
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※価格は2015年3月9日時点のものとなります。ご了承ください。

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。