待ちに待った長期休暇。楽しみな反面「どこに行っても混雑するだけだから外出したくない」という人も多いのではないでしょうか。家でゆっくりと過ごす休暇も魅力的ですが、気をつけないと「ダラダラしただけで、何もしなかった。時間を無駄にしてしまった・・・」という、何とも言えない罪悪感に陥りがちですよね。

そこで、今回はお家で有意義に長期休暇を過ごすための10のアイデアをお伝えします。

1日だけダラダラする日を決める

「ゆっくりと体を休めたいけれど、せっかくの長期休暇を台無しにしてしまいそう・・・」と心配な方は、1日だけ「何もしないでダラダラする日」を決めてしまいましょう。「今日は思う存分、好きなだけゴロゴロして、料理も洗濯も掃除も何もしない！」と割り切ってしまえば、夜になって「今日一日無駄にしてしまった・・・」と罪悪感に苛まれることもありません。ただし、体内時計が狂ってしまうと残りの休暇や休み明けに悪影響を与えかねないので、お昼までたっぷり寝た日でも遅くまで夜更かしをせず、次の朝しっかりと起きられるように心がけてくださいね。

お部屋の模様替えをする

気分転換にお部屋の模様替えをしてみませんか？ 家具の位置を入れ替えるだけでも、お部屋の印象はガラッと変わるもの。お部屋の隅々まで整理整頓されて良いこと尽くめです。もし予算があれば、カーペットやソファーやクッションのカバー、カーテンや照明などを新しいものに変えてみるのもおすすめ。模様替えは、まるで引越しをしたような新鮮な気分にさせてくれることでしょう。

大掃除をする

普段何かと忙しくて、家の隅々までお掃除することなんてなかなかありませんよね。たっぷりある時間を使って、いつもはあまり掃除しないようなところまで徹底的にお掃除をしてみませんか？ 溜まった洗濯物はもちろん、カーテンやカバー類なども一気に洗濯してしまいましょう。家中がピカピカになると心がとってもスッキリして、とても充実した時間を過ごせた気分になりますよ。

DIYを楽しむ

たっぷりある時間を使って、DIY（手作り）に挑戦してみませんか？ オリジナルのデザインの棚やテーブルといった大掛かりなものから、気軽に挑戦できるアクセサリー作りや小物のデコレーションやアレンジまで、自分のアイデアを形にしてみましょう。もの作りに没頭することにより、日頃のストレスの解消にもつながりますし、自分自身の手で何かを作り上げる充実感、達成感を味わうことができます。

ゆっくりとバスタイムを楽しむ

普段忙しくて、湯船に浸かったとしても10分程度という方も多いのではないでしょうか？ 身も心もリフレッシュしてくれるバスタイム。いつもより贅沢なヘアケア用品やボディーソープ、それから入浴剤を用意して、昼間から極上のバスタイムをゆったりと楽しんでみませんか？

入念なボディケアをする

ゆったりとバスタイムを楽しんだあとは、入念なボディケアを。ちょっと奮発して、上質なボディオイルやクリームでゆっくりと全身をマッサージしながらお肌を保湿してあげましょう。お肌だけではなく足の裏や指先まで、体の隅々までお手入れしてあげて。終わった頃には身も心も、すっかりほぐされていることでしょう。

新しいレシピに挑戦

本格的な手打ち麺やパン、いろんな種類のスパイスを使ったエキゾチックな料理など、今まで作ったことのない料理に挑戦してみませんか？ 新しいレシピへの挑戦は気分転換にもぴったり。食べるだけではなく、作る過程まで新鮮に感じられるはずです。

映画を観る、本を読む

映画鑑賞や読書は、休日を家で過ごす方法の定番ですよね。観たかった映画やドラマ、読みたかった本がたっぷりある場合は、それに没頭するのが一番ですが、もし観たいもの読みたいものが特に決まっていない場合は「実話や歴史ものの小説や映画で知識も深めたい」「ファンタジーの世界にどっぷりと浸かる」「恋愛モノを見てきゅんとしたい」「ボリウッド映画から奥深いインドについて学ぶ」など、作品選びの際にテーマやジャンルを絞ってみてはいかがでしょうか？ また気になる作家や監督の作品を一気にまとめて読んでみる、観てみるのもおすすめです。テーマやジャンル、作家や監督を絞ると、よりその世界にどっぷりと浸ることができます。

子供の頃好きだった事をしてみる

子供の頃好きだった一人遊びは何ですか？ 絵を描くこと、プラモデルを作ること、ゲームをすること、漫画を読むこと・・・。楽しかった子供時代の思い出にどっぷりと浸ることは、ストレス解消にも役立つとも言われています。子供時代に夢中になった本や漫画を一気に読み返してみたり、ゲームやプラモデル作りに没頭して童心に返ってみませんか。

手紙を書く

家族や友達、知人とのコミュニケーションが電話やメールが主流となった現代、手紙を書くことなんてあまりありませんよね。ですが、メールが主流となった現代だからこそ、手紙にしかない良さがたくさんあると思うのです。「どの便箋にしようか」「どのペンで書こうか」といろいろ迷いながらやっとペンを手に取り、言葉を選びながら丁寧に、一文字ずつ手で綴られてゆく手紙。最後に切手を選んでポストに投函するまで、送る相手のことをあれこれと思いながら綴られた手紙は、メールにはない素敵な温かさがたくさん詰まっています。たっぷりある時間を使って、大切なあの人へ手紙を書いてみませんか？

以上、お家で過ごす楽しい休暇のヒントとなれば嬉しいです。

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小坂井 真美

小坂井 真美 ライター

クロアチアの首都ザグレブ在住。現地での色々な仕事の傍ら、フリーライターとしてクロアチアを中心とした南東欧諸国について執筆。趣味は街歩き、食べ歩き、寺歩き、そぞろ歩き。仲間、明るい太陽とおいしいごはんがあれば幸せ。人生は旅。たくさんのモノ・人・土地と出逢いをエネルギーに、日々心の赴くままに邁進中。