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旅をし続けて思う、「旅写真」の撮り方

Oct 21st, 2015

【写真を通じて、思いをかたちにするサイト「フォト総研」より寄稿】

「旅写真」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか? 観光地での記念写真や食べ物の記録、もちろんそれらも立派な「旅写真」です。

今回は、いつもとは少し違った「旅写真」とそれにまつわるエピソードから、筆者の考える “旅写真の撮り方” をご紹介します。

1:とにかくアンテナを張る

旅をし続けて思う、「旅写真」の撮り方
イギリスの田舎町で撮影 (C) maaya/UK. Cotswolds

町を散策している途中で出会った少女は、真っ白なワンピースとふわふわヘアーがとても印象的で、シャッターを切る数分前から目で追っていました。すると少女が振り返った瞬間、手に持っていたぬいぐるみがパッと開いたのです。まるで天使のような少女に、夢中でシャッターを切りました。

常に “被写体を見つけるアンテナを張る” ということがどれだけ大切か、筆者自身も再認識することができた1枚です。それは、「意識して」また「考えて」写真を撮ることとは少し違います。自然とアンテナを張れるようになるには、日頃からカメラを持ち歩き、写真を撮り続けることが一番の近道なのです。

2:自分の心に素直になる

旅をし続けて思う、「旅写真」の撮り方
早朝のお散歩中に撮影 (C) maaya/UK. Hammersmith

まだどのお店も開店前で、いつもは賑やかな街が静まり返っていました。ファブリック屋さんの前を通ると、何やら視線のようなものが・・・。そう、この女性です。何かの広告のようでしたが、とにかく気になって仕方ありませんでした。

その時人生の壁にぶつかっていた自分の心、現状から脱出したいけれど上手くいかない不安のようなものを彼女の瞳に重ねあわせていたのだと思います。

旅をし続けて思う、「旅写真」の撮り方
こども達と一緒にクリケットをして遊んでいたときに撮影 (C) maaya/INDIA. Varanasi

とても楽しかったそのときの気持ちがそのまま写真に表れています。

素直になることと、写真を撮ること。一見何も関係の無いことのように思えるかもしれません。ですが、その瞬間のあなたの心は、その瞬間だけのもの。「良い写真を撮るぞ!」と意気込んでかまえるより、ありのままの心でシャッターを切ることをオススメします。

3:たくさんの写真をみる

旅をし続けて思う、「旅写真」の撮り方
信号待ちをしているときに撮影 (C) maaya/AUS. Brisbane

鳩が飛び立つまでじっと待ってシャッターを切りました。後から「このときどうして鳩が飛ぶのを待ったのだろう。」と振り返ってみると、それは、大好きな写真家 Henri Cartier-Bressonの影響を受けていたのだと気付きました。Bressonの写真集を繰り返し見ていたので、自然と自分の撮りたい画に近付けようとしていたのです。

旅をし続けて思う、「旅写真」の撮り方
(C) maaya/UK

この写真も、光と影の境目まで夫婦が歩いて来るのを待って撮影したものです

(1)で紹介したアンテナの話にも繋がるのですが、たくさん撮ること、たくさん視ることは、“自分は何が撮りたいのか” “どんな写真が好きなのか” のヒントを与えてくれるはずです。


写真の撮り方に正解はありません。もちろん技術的な知識はある程度必要ですが、「良い写真」の答えは各々の中にあるものだと思います。今回ご紹介したものは、あくまでも筆者が思う「旅写真」の撮り方です。皆さんも、自分だけの写真を楽しんでみてくださいね。


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[寄稿者:maaya]
[フォト総研]

Maaya

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