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ありふれた日常がアートになる視点を教えてくれる、中世と現代をシンクロさせた美術展

Nov 7th, 2015

ルネッサンス芸術からアンディー・ウォーホールまで!?キッチュで斬新なキュレーション


ルネッサンス芸術からアンディー・ウォーホールまで!?中世と現代をシンクロさせた美術展

ルネッサンス芸術が花開いた芸術の都フィレンツェから、車で約30分の近郊の町「プラート」。中世には、幾人もの有名ルネッサンス芸術家を排出した町です。その経緯で今もルネッサンス期の芸術作品を数多く保有しています。そんな芸術にゆかりの深い町で今開催されている美術展「SYNCHRONICITY」は、なんとルネッサンス芸術と現代アートをシンクロされて展示するという、ちょっと想像つきにくい、ユニークなキュレーション。

一体どんなものなのか、現地からレポートします。

ルネッサンス芸術を支えた町「プラート」


ルネッサンス芸術からアンディー・ウォーホールまで!?中世と現代をシンクロさせた美術展

プラートは古くより繊維工業で栄えた町で、中世、絶大な権力と財力を持っていた、フィレンツェ、ピサに挟まれ、芸術においても双方からの影響を受け、偉大なルネッサンス芸術家を排出しました。

ルネッサンス芸術からアンディー・ウォーホールまで!?中世と現代をシンクロさせた美術展

中でも有名なのが、フィリッポ・リッピ。「ビーナス誕生」などの絵画で有名なボッティチェッリの師であった画家です。彼の描く聖母子の美しさ、優しく愛にあふれた表情は、それまで洞窟に書かれた壁画のように平面的で無機質だった絵が、みずみずしく語りかける表現を得た転機といえ、まさにルネッサンス芸術の花が柔らかなつぼみを美しく開いた瞬間を示しています。特に彼の描く肌の透明感とみずみずしさは、後世のどの画家も追いつかないほどの美しさです。

ルネッサンス芸術からアンディー・ウォーホールまで!?中世と現代をシンクロさせた美術展

今回の展覧会がおこなわれているプレトリオ宮美術館は、私立美術館で町の中心的美術館です。ここにもフィリッポ・リッピをはじめ、多くのルネッサンス絵画が所蔵されています。

藤原亮子

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