ニューヨークにあるデパート「メイシーズ(Macy’s)」は、ホリデーシーズンになると、“Believe(ビリーブ)”の文字がイルミネーションで飾られます。なんとも美しくて、大好きな冬の風物詩です。
(C) Sara Aoyama
この“Believe”は、「サンタさんはきっといるキャンペーン」から来ているのですよ。小児癌や心臓疾患、腎不全などの重い病気の子どもたちを支援するボランティア団体”Make-A-Wish Foundation“へ、サンタさんに書く手紙1通につき1ドルが寄付されます。
[twitter/Make-A-Wish America]
サンタさんへお願い
人だかりのしている場所へ行ってみると、皆がサンタさんへお願い事の手紙を書いていました。
(C) Sara Aoyama
サンタさんへの手紙は、このポストに入れるのですね。子どもの背丈に合わせたテーブルで、手紙を書く女の子たち。前の晩からサンタさんへどう頼もうか、考えていたかもしれませんね。
(C) Sara Aoyama
ポストへ投函しました。サンタさんはきっと願いを叶えてくれますよ。子どもに限らず、大人もサンタさんへ手紙を書くことが出来ます。E-mailでは、こちらから。筆者も願い事をしてみました。
(C) Sara Aoyama
願いを叶えてください
そして、サンタレターによって、“Make-A-Wish”の子どもの夢が叶えられていました。
[twitter/Make-A-Wish America]
消防士になりたい
4歳で腎臓疾患のブランドン君の願いは、「消防士になりたい」でした。彼は叔父さんから、腎臓提供を受けることになっていました。
【Make-a-Wish Video: Little Boy’s Firefighter Wish Granted 2013/ABC News】
バレリーナに会いたい
6歳で脳神経疾患のケネディちゃんの願いは、「本物のバレリーナに会いたい」でした。3度目の脳外科手術の前夜に、彼女の願いは叶いました。
【Kennedy’s Wish To Meet Real Ballerinas 2012/MakeAWishMinn】
彼らの姿から、強さを貰いました。そして、彼らの「私を健康にしてください」という第一番目の願いを、神様が叶えてくれたことを信じて止みません。
信じることが可能性を動かす
「信じる」という言葉が好きです。私たちを動かすのは、他でもない「信じる力」だと思うから。奇跡を起こすのではない、「信じる力」が可能性を揺さぶるのではないでしょうか。長い人生の道程を歩けるのは、「信じる」ことが、行く道に明かりを灯してくれるから。
「夢が叶うことを信じる」
「成功することを信じる」
「幸せになることを信じる」
「相手を信じる」
「自分を信じる」
すぐには叶わないかもしれない。ですが、信じ続ける限り、いつか想いは通じ、道に迷わずにいられるのではないかと思うのです。
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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