開運を求めて世界中から人が集まる「龍山寺」
世界中にはさまざまなパワースポットがありますが、中でも台北の萬華地区にある龍山寺(ロンシャンスー)は、開運のパワーがあると知られています。観光客はもちろん、地元の人もたくさん集まる大切な信仰の場所で、心をこめてお祈りすれば、どんな願い事でも叶えてくれるのだそう。
お正月の時期にはいつにもまして、たくさんの人で混雑します。境内のあちこちには、お経を口にしながら真剣に祈りをささげる人たちの姿が。
日本の書初めは白い紙を使いますが、中国では縁起を担いで、赤い紙を使います。お正月には福を呼び込む言葉を赤い紙に書いて吊るすのが風習だとか。
見どころたっぷり!まるで芸術品のようなお寺
龍山寺というだけあって、お寺には龍の彫刻が至るところにあります。国宝にも指定されているとおり、文化的・芸術的価値が高く、鑑賞して回るだけで充実した一日が過ごせそう。
参拝の正しい順路は?
きちんと開運のご利益を得るには、正しく参拝することが大切。龍山寺の前門をくぐったら、次は右手にある入り口「龍門」を通り、中を巡ってから外に出る際は、左手にある「虎門」を通ります。龍門の横には漢字で「入口」の標識があるので探してみてください。
学問の神様や、恋の神様も
龍山寺には、学問の神様「文昌帝君」や、恋愛成就の神様「月老神君」など、さまざまな神様が祀られています。特に目につくのは、恋の神様・月老神君の前で熱心にお祈りする若い女性の姿。月老神君のおみくじを引くと「運命の赤い糸」がもらえ、お財布などに入れて大切にしておけば、恋が叶ったり、良縁に恵まれたりするそうですよ。恋愛の開運アイテムとしてぜひ欲しくなってしまいますね!
古くから地元の人の厚い信仰心で大切にされてきた龍山寺ですが、老若男女関係なく、今もたくさんの人々の心を支えています。
新年心あらたに出発したいときはもちろん、迷いが生じたとき、背中を押してほしいとき、ぐっと力を入れて頑張りたいとき。恋に仕事に忙しい女性たちがまっすぐな気持ちで祈りを捧げたくなる、ステキなパワースポットです。
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内野 チエ ライター
Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。
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