みなさんは1日3食、しっかり摂っていますか? 忙しさにかまけて、朝食は抜き、ランチは職場の机でお弁当、という方も多いはず。今回は、食事を通して向き合うことの大切さを教えてくれる、風変わりな催しを紹介します。
それが、「暗闇ごはん」。月一回開催されるこの企画では、東京都台東区の緑泉寺住職・青江覚峰(あおえ かくほう)さんが、暗闇の中、アイマスクをつけた参加者に料理を振舞います。視覚を奪われた状態で、残された感覚を研ぎ澄まし、じっくりと料理を味わいながら食事を進めます。
時間優先の日々が気づかせてくれたこと
青江さんは過去に、MBA取得のため留学していたアメリカで多忙な日々を送っていたそうです。時間を惜しむあまり、机に張り付き片手でコーンフレーク食べていたというほど。
しかし、その後日本に帰国し僧侶となり、ゆっくりと時間を過ごすようになって初めて、日頃の私たちがいかに時間に追われて生活しているかということに気付いたそうです。目の前の物と向き合う食事ではなく、時間と向き合う食事。
そうした経験から、「暗闇ごはん」が生まれました。
自分の全ての感覚を研ぎ澄ます
実際に暗闇ごはんを体験してみましたが、ただ食べる最中だけ味覚に集中する、というものではありませんでした。まずは、目の前の参加者との自己紹介。お互いに質問を重ねながら、相手は一体どんな人だろうかと想像し、頭の中で探り合う過程が刺激的です。
その後はいよいよ食べるだけ、と思いきや、第一歩は、器探しから始まります。倒さないように、慎重に手を運びます。
次は、手に持つために、食器の形を確認しなければいけません。温度感をたしかめ、器の中の料理を見つけ出し、箸でつかみ、口元へ運ぶ。
この食感、風味はなんだろうか、と自分の感覚と向き合いながら食事をします。目の前の見えない人と食材を当て合うことも、楽しみの一つです。
今回は、「SPECIAL.T 暗闇ごはん」と題したネスレとのコラボ企画だった事もあり、“茶匠が淹れた完璧な一杯”をイメージしたお茶が、料理ごとについてきました。食事と合わせて、香り豊かなお茶も楽しめる会でした。
大震災以降、徐々に浸透していく、“今と向き合う”という考え
暗闇ごはんは、2006年から始まりました。当初の参加者は、音楽家や女優などアーティストの方が多かったそうですが、2011年以降、一般の方々も増えているそうです。
大震災の経験を通して、先の見えない未来ではなく、“今この瞬間を大事にしたい”という考え方が浸透しつつあるのでは、と語る青江さん。目の前の食事と向き合う、という暗闇ごはんのコンセプトが共感を得ているのかもしれませんね。
当日参加していた丸の内OLの仏教レジャーサークル、丸の内はんにゃ会の方々に話を聞いたところ、日常では、食事を抜いてしまったり、食べたとしても、五感を使ってゆっくり食べるという事はないので、暗闇ごはんのコンセプトに興味を持ち参加したそうです。会が終わった後には、食事の一口一口に集中できた、少量でも満腹感が得られた、という発見と共に、これからは料理やお茶の香りをもっと味わいたい、と語っていました。
暗闇ごはんが私たちに伝えること
暗闇ごはんが伝えることは、実は食事に限ったことではありません。“目の前の物事に向き合うこと”、これが幹となる考え方です。毎日の三食や、誰かと過ごす時間、日々の仕事など、それは人それぞれ。
雑事を考えず、一対一で向き合えれば、何か新しい発見があったり、より充実したひと時を過ごせるかも知れません。
青江さんは、人それぞれが何か気づきを得て、日々の生活の中で、暗闇ごはんがそれを思い出すきっかけになればいいと語っていました。
何かを口にする、香りを楽しむ、一瞬眼を閉じてみる、こうした簡単な行動一つ一つを通して、目の前の物事と向き合うことの大切さを思い出せれば、世の中がより温かい方向へ向かうかもしれませんね。
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