レオパード柄、いわゆるヒョウ柄のデザインは根強い人気がありますよね。テイストが甘くなりすぎないので、ファッションや小物のアクセントに活用する人も多いのではないでしょうか。
ですが、ヒョウ柄はヒョウ柄でも、南ポルトガルの街Algarveに住むフランス人女性パトリシア・ナシメントさん(Patricia Nascimento)が作り出すヒョウ柄は、とっても「甘い」んです。
(C) Patricia Nascimento
そう、ヒョウ柄ミルクパン(Pão de leite leopardo)という、とてもテンションが上がりそうなパンなんです! なんとパトリシアさん、レシピをご自身のブログで詳細に書いてくれているので、ご紹介したいと思います。
パトリシアさん直伝! ヒョウ柄ミルクパンレシピ
(C) Patricia Nascimento
(22×11㎝の焼き型分量)
・コーンスターチ 25g
・牛乳 250ml
・有塩バター 50g
・砂糖 70g
・バニラペースト 小さじ1杯
・塩 小さじ1/2
・パン酵母(イースト菌)3.5g
・小麦粉 375g
・ココア15g + 牛乳大さじ1(ダークブラウン生地用)
・ココア5g + 牛乳大さじ1(ライトブラウン生地用)
1.小鍋に牛乳、バニラ、塩とコーンスターチを入れて混ぜる。
2.とろみがつくまで中火にかける。
3.とろみがでたらすぐに火から下ろし、バターを加えなめらかになるまで混ぜる。
4.ボウルに移し、30分冷ます。その後、小麦粉、砂糖とイーストを追加する。
5.生地が柔らかくなるまで手でよく混ぜる(フードプロセッサーで混ぜてもOK)。
6.生地を2つに分ける。
7.白い生地にする方のかたまりを布でカバーする。
8.もうひとつの生地を更に2つに分ける。
9.小さく分けた生地の1つに、大さじ1の牛乳で溶いたココア15gを加え、色が均一になるまでこねる。
10.もう一方の小さな生地に、大さじ1の牛乳で溶いたココア5gを加え 、同じようにこねる。
11.3色(白、ダークブラウン、ライトブラウン)の生地をそれぞれ丸める。
12.布で覆い室温に1時間半おくか、またはタッパーなどの密封容器に入れて冷蔵庫で12時間。
13.1時間半後(または12時間後や翌日)3色の生地それぞれボールを2つに分割する。
14.半分にした生地の片方を3つに分け、もう片方(半分)の生地は4つに分ける(この段階で各色の生地は7個。つまり3色全部で大きさの違う21個の丸い生地ができています)。
15.焼き型の長さくらいにライトブラウンの生地を伸ばし、平らにした後ソーセージのように丸める。
16.ダークブラウンの生地を焼き型より少しだけ長く伸ばし、同じように平たくした後、ライトブラウンのソーセージ型の生地を包み込む(カバーできていない場所があってもOK)。
17.白い生地を焼き型より少しだけ長く伸ばし、平らにした後、ソーセージ型のダークブラウンの生地(中にライトブラウンの生地がある)を包む。
これを繰り返し、7本の白いソーセージ型の生地を作る。
18.これをそれぞれ焼き型の2倍の長さになるまで伸ばす。
19.それを半分にカットして焼き型の長さにし、オーブンシートなどを敷いた焼き型に入れる(カットした断面が片側にかたよらないよう交互に向ける)。
20.布で覆い、大きさが2倍になるまで1〜2時間ほど置く。
21.170℃に予熱したオーブンで約40分焼く。
22.爪楊枝で焼け具合を確認したら、焼き型から外し、ワイヤーラックで冷ます。
食べるのがもったいない? 夢のMYヒョウ柄ミルクパン
いかがでしょうか? 正直、筆者はこのレシピにひるんでいます(笑)。
パトリシアさんご本人はブログで「思ってるほど難しくないから大丈夫!」と書かれていて、なるほど確かにひとつひとつの工程に高度なテクニックは必要なさそうです。でも手間がかかっていますね!
ちなみに、パトリシアさんのレシピとは材料の分量が若干異なりますが、ヒョウ柄ミルクパン作りの各ステップをブログで詳細に写真にアップされている方もいるので、参考になるかもしれません。
そういった情報も参照しながら、ぜひいつかMYヒョウ柄ミルクパン作りに挑戦したいと思います。でも上手くできたらできたで、もったいなくて食べられないかもしれませんね! どこまでも罪深いパンです。
(C) Patricia Nascimento
[Leopard Milk Bread Recipe By French Baker]
[Coco e Baunilha]
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