イギリスの旅行雑誌・ワンダーラストの2015年度「満足度の高い観光地ランキング」で第一位に選ばれた、今大注目の観光地がラオスのルアンパバーンです。なぜ人々はそれほどまでにこの町に惹かれるのでしょう。その魅力に迫ります。
ラオスの古都・ルアンパバーン
ラオスは東南アジアの内陸国で、「東南アジア最後の桃源郷」とも呼ばれます。ルアンパバーンは1353年から約200年にわたり、ランサン王国の王都として栄えました。カーン川とメコン川の合流地点に位置する、山々に囲まれた緑豊かな町です。1995年に町全体がユネスコの世界遺産に登録され、ますます人気が高まっています。
町並み
歴史ある寺院の数々をはじめとする東南アジアらしい風景と、フランス植民地時代のコロニアルな建築が見事に調和したルアンパバーンの町。
(C) Haruna Akamatsu
東南アジアならではののんびりとした風情と、どこか南欧的な雰囲気があいまって、唯一無二の魅力を醸し出しています。それはどこか非現実で、まるでおとぎの世界にいるかのような気にさえさせられるのです。
「プーシーの丘」から町の全景を見渡すと、森と川を抱くルアンパバーンの豊かな自然を実感できます。ここからの夕陽も必見。
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ワット・シェントーン
屋根が軒に向かって低く流れるようにつくられているルアンパバーン様式の寺院で、ラオスで最も美しい寺院と言われています。豪華でありながらも、落ち着いた優美な佇まいは、どこか日本のわびさびに似たものを感じさせます。
ルアンパバーン名物・托鉢
(C)Haruna Akamatsu
オレンジの袈裟に身を包んだ修行僧が喜捨を求めて町を練り歩く托鉢はルアンパバーンの朝の名物。ルアンパバーンの托鉢はラオスのなかでも規模が大きく、いくつもの托鉢の列が交差する光景が見られます。このエキゾチックな毎朝の風景は、いまやルアンパバーン観光の目玉の一つになっています。
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個性が光るナイトマーケット
毎日夕暮れどきになると賑わいを見せるのが、ナイトマーケット。ルアンパバーンのナイトマーケットの売り手の多くは「モン族」と呼ばれる少数民族の人々です。彼ら独自のカラフルなデザインの雑貨をはじめ、ユニークな魅力あふれる品物の数々が、驚くほどのお手頃価格で手に入ります。
(C) Haruna Akamatsu
ルアンパバーンを訪れた誰もが思わずリラックスしている自分に気付きます。この小さな町がもつ不思議な吸引力の虜になったら、時間を忘れてその魅力を味わい尽くしたいという気になるのです。
[DTACラオス観光情報局]
[Wanderlust(ワンダーラスト/英語)]
[Photos by Shutterstock.com]
Haruna ライター
和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。
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