クルーズと聞くと、「船旅って高いんでしょ?」「そんなリッチな旅はできないな〜」なんて思う方も多いかもしれませんね。筆者も体験するまではその一人でした。ですが実際には、プレミアムなのに格安で豪華客船クルーズの旅が楽しめてしまうのです。
(C) Maaya
今回は、昨年「クルーズ旅デビュー」をしたばかりの筆者が、その魅力をご紹介します。
その1:空の旅では味わえない、最高の「非日常」空間
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魅力あふれる船旅ですが、やはり一番はこれ。デッキから眺める大パノラマの絶景。初めてデッキに出た瞬間、「わぁ!海って広い!」と思わず当たり前のことを叫んでしまいました・・・。
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スマホを置いて、移り変わる海の表情に思いを馳せて。不思議と涙がでてきます。
その2:豪華なのに格安、洋上のリゾートホテル
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今回筆者が体験したのは、以前TABIZINEでもご紹介した、スペイン、フランス、イタリアに寄港する6日間の地中海クルーズ。往復航空券込みで10万9000円からと、ヨーロッパ3か国を巡る旅とは思えないほどリーズナブル。
格安なので半信半疑で部屋に向かったのですが、そこには驚くほど居心地の良い空間がありました。まるで動く豪華ホテルのよう。大型客船なので全くと言っていいほど揺れも感じず、ぐっすりと眠ることができました。目が覚めれば、そこに広がるのは次の寄港地。期待に胸が高鳴ります。
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移動、宿泊、お食事、エンターテイメント、身体への負担の少なさ・・・そして海を眺める至福の時間。全てひっくるめて考えても、空で巡る旅より断然安い! という印象を持ちました。
その3:飽きることのない、豊富なエンターテイメント
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「移動中、ずっと船の中だと退屈しそう」なんて声も聞こえてきそうですが、その心配は全くありません。きらびやかな船内は、日中はカジュアルな服装ですが、夕方になるとドレスコードのある大人の時間に。せっかくなので、日本では勇気が出なくて着られないようなドレスに挑戦してみて。とっておきの靴に足をとおせば、気分はもう海外セレブ。
また、船内ではシアターや生演奏、カジノやクラブ等、様々なショーを無料で楽しむことができます。日替わりなので、毎日届けられる船内新聞でその日の予定をチェック。筆者はマイケル・ジャクソンがテーマとなったライブショーに参加しましたが、ダンスと歌にほろっと涙。驚くほど本格的でした。
運動不足解消のためのジムもあるので、家族で乗船してもそれぞれの時間を楽しむことができますよ。
その4:初めてでも安心安全なシステム
乗船してみてわかったのは、「安心」で「楽々」の旅ができるということ。未知の世界の船旅に少し不安を感じていましたが、一度乗船してしまえば、例え何か国巡ろうとも、最後に船を降りる日まで重い荷物をガラガラと持ち歩くことはありません。次の国に移動するのに荷物整理をする必要もないのです。これはとても大きなポイント。港に到着したら、まるで家から出てきたように身軽な気分で観光を楽しむことができます。
また、日本語スタッフも多く常駐しており、下船の前には日本人を集めて “下船の手順” を丁寧に説明してくださいます。更に、オールインクルーシブなので、船の中でのお食事もお買い物も、その都度支払う必要がありません。最後にまとめてカードか現金で支払いが可能。
セキュリティが万全な船内は、普段は何かと緊張感を持っていなければいけない旅でも、終始リラックスして過ごすことができました。
慌ただしくすぎていく毎日。せわしなく流れてくる情報。最後に、なにも考えず “ぼんやり” とする時間をとったのはいつでしょう?
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日々やることに追われ、気が付けば日付が変わり、また朝がやってくる。私たちは、なかなか “ぼんやり” することができません。
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海の波に心を添わせ、空の星々に願いを込める。船旅は「あなたの時間」をみつける絶好の場所になるはずです。
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Maaya
日本大学芸術学部で写真学科を専攻後、旅写真に魅了される。気ままにに海外を放浪しながら写真を撮るフリーランス。この世界には色々なことがあるけれど、それでもとても美しい一瞬がある。まだ知らない世界を見てそんな一瞬一瞬に出会う旅をしたい。第2回世界旅写真展入選。
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