初回は「旅人の聖地」といっても過言ではない、タイのバンコクです。

バンコクが海外一人旅におすすめなワケ

比較的治安がよく、地下鉄やモノレールといった公共交通機関も整っているので、女性一人でも旅行しやすいバンコク。

近代的でゴージャスなショッピングセンターと、ローカルなマーケットやお寺、屋台といった東南アジアらしい風景との対比が旅心をくすぐるエキサイティングな街です。

ショッピング、グルメ、ビューティと女性に嬉しい三拍子がそろっているのもポイント高し。しかも物価が安いので、普段はなかなかできない贅沢がお得にできちゃうんです。

ショッピング

バンコクはまさにお買い物天国。

「バンコクの銀座」サイアム周辺には、世界のハイブランドが集まる高級ショッピングセンターから、若者に人気の手頃なファッションビルまで、あらゆるお店がひしめいています。

サイアムパラゴン

(C) Haruna Akamatsu

サイアム駅に直結している東南アジア最大級の高級デパート。300店舗以上が入るゴージャス感漂う館内には、世界の高級ブランドからタイのお土産まで何でも揃っているので一度覗いてみる価値ありです。

[サイアムパラゴン]

ターミナル21

(C) Haruna Akamatsu

アソーク駅直結。空港のターミナルをテーマにしたユニークなショッピングセンターです。サンフランシスコ、パリ、ローマなど、フロアごとにテーマ都市があり、内装もそれに合わせたものになっています。もちろん東京もあり、館内を見て回るだけもテーマパーク的な楽しさが味わえます。

マーケットのような小規模の店舗が充実しているのが特徴で、インターナショナルブランドから、お手頃なローカルブランドまで幅広いラインナップです。

[ターミナル21]

チャトチャックウイークエンドマーケット

週末にバンコクに滞在するならぜひ出かけたい、土日だけ開かれる公設のマーケット。約10万平方メートルの巨大な敷地に、15000以上もの露店が軒を連ねる様子はさながらテーマパークのよう。その場にいるだけでついつい気分が盛り上がってしまいます。

洋服、アクセサリー、コスメ、インテリア雑貨など、お買い物ゴコロに火をつけるアイテムが所狭しと並びます。

現地の若者に人気のマーケットだけあって、感度の高いアイテムがプチプライスで手に入るのが魅力。値段交渉ができるお店も多いので、お店の人とのコミュニケーションも楽しんでみては。

グルメ

タイといえば、グルメも見逃せません。

でも、一人で食事をするのは気が引けるという方もいるかもしれませんね。屋台から高級レストランまで無限の選択肢があるバンコクなら一人ご飯も恐くありません。

若い女性をターゲットにしたおしゃれなカフェも増えていますし、一人でレストランに入るのは居心地が悪いという方には、ショッピングセンターのフードコートもおすすめです。

規模の大きいショッピングセンターにはたいていフードコートがあり、一人でも気軽に利用することができます。値段もメイン料理が約150円～200円程度と格安で、地元の人の利用が多いだけあって味も外しません。「屋台グルメにトライしてみたいけど衛生面が心配」という方にもおすすめです。

ビューティー

美容天国バンコクなら旅のあいだに癒しとキレイも手に入ります。タイといえば、約2500年もの歴史をもつタイマッサージが有名ですね。

指圧で筋肉をほぐした後、ストレッチで緩んだ筋肉を伸ばし、さらに矯正で体のゆがみを整えるのがタイマッサージの特徴です。押したり揉んだりが中心の日本式マッサージとは違って、施術者と一体になって四股をアクロバティックに動かします。

タイの保健省が正式に認めているタイマッサージの効果は、貧血、生理不順、冷え性、便秘など60項目以上にも及ぶのだとか。日常生活で疲れた体を本来の機能に戻してくれるタイマッサージ。ぜひ本場のタイで試してみたいものです。

「At ease massage」は日本人経営の人気マッサージ店。施術技術はもちろんのこと、接客マナーや清潔な店内にも定評があります。

タイマッサージだけでなく、スパもお手頃価格から最高級まで、選択肢が豊富です。普段頑張っている自分へのご褒美にいかが？

[MY SPA]は「施術者の技術や使用しているスパプロダクトの質の高さに比べ料金がリーズナブル」と、現地在住日本人にも人気のスパ。ボディマッサージからフェイシャルトリートメントまで、幅広いメニューが揃います。

一人でも楽しさいっぱいのバンコク。あなたも買、食、美を満喫する旅に出かけませんか？
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[タイ国政府観光庁]
[バンコクナビ]
[Photos by shutterstock.com]

春奈

Haruna ライター

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。