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ダークツーリズム連載【1】冷戦を象徴する「ベルリンの壁」はたった1日で建設された

Aug 13th, 2016

TABIZINEライターのNaoです。人類の悲しみの現場を訪問する、「ダークツーリズム」(Dark Tourism)。ダークツーリズムとは、戦争や災害といった歴史的な悲劇が起きた場所をたどり、亡くなった人々を悼み、教訓を学ぶという旅のこと。この連載では、世界の歴史が残した負の遺産をご紹介したいと思います。

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第一回目の今回は、ダークツーリズムな旅をするならまず最初に訪れたい東西冷戦の象徴、「ベルリンの壁」。1961年8月13日、つまり55年前の今日にベルリンの壁は建設されたのです。

28年間存続し続けた、冷戦時代の象徴

【連載】人類の悲劇を学ぶダークツーリズム。冷戦を象徴する「ベルリンの壁」

ドイツの北東に位置する首都ベルリン。ドイツ最大の街でもあるベルリンには、近未来的な現代建築が立ち並び、美術館、博物館も多く見所が充実。近年では「世界で最もクラブカルチャーが盛ん」と言われるほど、テクノポップやクラブミュージックが人々の暮らしに溶けこんでいるようです。

【連載】人類の悲劇を学ぶダークツーリズム。冷戦を象徴する「ベルリンの壁」

魅力あふれるベルリンですが、冷戦中の真っ只中、1961年にドイツ民主共和国(東ドイツ)政府によってベルリンの壁が建設されました。西ベルリンをぐるりと取り囲むように、そして人が乗り越えられぬように約3mもの高さに建てられたのです。

【連載】人類の悲劇を学ぶダークツーリズム。冷戦を象徴する「ベルリンの壁」

第二次世界大戦に敗戦し、アメリカ、イギリス、フランス、ソ連によって東ドイツと西ドイツに分断されたドイツ。

東ドイツはソ連が統治。東ドイツ内に位置していたベルリンも東西に分断されることになり、東ベルリンをソ連が、西ベルリンをアメリカ、イギリス、フランスが統治することに。西ベルリンは西ドイツの飛地として東ドイツの領土に囲まれ、陸の孤島と化していたのでした。

資本主義の西ドイツや西ベルリンが経済成長していったのに対し、経済状況がどんどん悪化した社会主義の東ドイツ。自由と富を求めて西ドイツへ亡命する人々が後を絶たず、東ドイツ政府は自国の存在が脅かされていると感じ、亡命者を防止するために建てられたのがベルリンの壁なのでした。

Nao

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