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フランス人にとっては電飾も詩的。写真で綴る3人のフランス人の日本観光旅行

Sep 11th, 2016

私たち日本人にとって当たり前の景色も、外国人には別のように映ります。外国人にとって日本の景色は、目新しく、興味深いもの。今回は3人のフランス人に協力をお願いし、日本旅行の際に撮った写真にそれぞれコメントをつけてもらいました。日本の風景をどのように見て、何を感じ取ったのでしょうか。

大阪の街に魅せられて

フランス人が見た日本の風景 3人のフランス人の日本旅行写真 (C) Sylvain Péron

まず一人目は2009年12月と2010年5月に大阪旅行したフランス人男性シルヴァンの写真から見ていきましょう。シルヴァンさんは日本の大都市の交差点やラッシュ時のホームが印象的だと言います。人々は決まったルーティンの行動をしているよう、その中に身を置くのはまるで自分が異邦人のように感じられるのだとか。少し混乱してしまいそうだけど、決して居心地が悪いわけではない。大都市、大阪の真ん中で詩的な体験をしたようです。

フランス人が見た日本の風景 3人のフランス人の日本旅行写真 (C) Sylvain Péron

シルヴァンさんにとって日本旅行の思い出は日本食。特に大阪は食い倒れの街。街のいたるところにたこ焼き屋やお好み焼き屋があり、今でもその匂いが思い出されるのだとか。市場にはフルーツや野菜、魚などフランスでは見たことのないものばかりが並び、楽しい発見をしたそうです。今まで味わったことのない日本料理を食べることができたのは、今でもいい思い出だそう。

フランス人が見た日本の風景 3人のフランス人の日本旅行写真 (C) Sylvain Péron

パリは高層ビルの規制があって、街が横に広がっています。大阪は高層ビルが立ち並ぶ縦に伸びる街。高層ビルが印象的だったそうです。特に一つのビルの中にショップ、アパート、オフィスが入ってるというのはフランスでは見られない光景。カオス的で面白い景色に感じたとのことです。

日本の美しい四季と風景

フランス人が見た日本の風景 3人のフランス人の日本旅行写真 (C) Simon Richard

二人目は2013年11月と2015年4月に日本旅行をしたフランス人男性シモンさん。シモンさんが選んでくれたのは秋の井の頭恩賜公園の景色。秋の美しい紅葉に、温かな日差しがさし、湖にはスワンボートが浮びます。とりわけスワンボートは古い写真に出てくるようで印象的。秋の井の頭恩賜公園の風景はノスタルジック。フランスから来たにもかかわらずどこか懐かしい気持ちになったのだそうです。

フランス人が見た日本の風景 3人のフランス人の日本旅行写真 (C) Simon Richard

東京タワーやスカイツリーはいつも観光客で溢れていますが、東京都庁舎の展望室は人も少なく、東京の街をゆったりと眺めることができます。ここから眺める東京の景色はシモンさんにとって印象的だったのだそうです。目の前には街が広がり、そこには個々の人生があります。その風景からは大都市の孤独が感じられると同時に、遠くに見える富士山が父親のように温かく見守っているように思えたのだそうです。

フランス人が見た日本の風景 3人のフランス人の日本旅行写真 (C) Simon Richard

桜の時期に日本を訪れたシモンさんは日本の桜の景色は美しかったと言います。特に京都で見た桜で印象的だったのは、お寺の桜。普遍的な存在であるお寺の前に咲く儚い桜は、その対比が興味深く、幻想的な風景として目に映りました。

北川菜々子

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