ハロウィンが近づいています。「パーティーに誘われている」といった人も居る一方で、「なんだか好きになれない」と、スッキリしない気持ちで10月31日を迎える人も少なくないはず。
そこで今回はリクルートライフスタイルが行った、ハロウィンに関するアンケート結果から、若者のイベント出席状況や変装の実態を紹介したいと思います。
イベントに参加したい人は2割
あなたはハロウィンのイベントに参加する予定ですか? それともしない予定ですか?
上述の調査では、ハロウィン行事に参加したいか、参加する予定はないかを全国に住む10,207人の男女に聞いています。
その結果として2016年は「参加したい」が22.8%、「参加予定がない」は77.2%といった結果になりました。まだまだクリスマスほど一般市民に広まってはいないと分かります。
とはいえ年齢別・性別ごとに見ると、20代と30代の女性の中には参加予定「あり」の人が、ちょっと多いと分かります。20代の女性は34.8%、30代の女性は30.9%、いずれも3割を超えていますね。
彼女らが予定している主なお出かけ先は、ホームパーティー。20代の場合はプラスして、食事主体のパーティー、イベント、飲食を伴わない関連イベントも多いと分かっています。
仮装する人は30代女性のママが多い!?
では、仮装に関してはどうでしょうか? 冒頭の調査では、ハロウィンの行事に参加する人に対して、「仮装して参加するか?」と聞いています。その問いに対して20代女性の44.0%、30代女性の実に51.3%が「はい」と答えています。
特に30代女性の変装が目立ちますよね。同調査の別の質問「(ハロウィンを)日本で祝ったり広まったりする現状をいいと思うか?」との問いに対し、30代女性の「いいと思う」人は、その理由として一番に「子どものためのお祭りとしてよい」(46.0%)を挙げています。
先ほど、30代女性はホームパーティーに参加する予定の人が最も多いとも触れました。
そう考えると、子持ちのママ友同士が子連れで誰かの家に集まり、子どもと一緒に変装をして楽しむといったパターンが多いのかもしれませんね。
以上、ハロウィン行事に関する実態をまとめましたが、いかがでしたか?
ハロウィンをポジティブにとらえている人たちは、その理由として「本来の意味と違っても日本風に楽しめばいい」「たまにはめを外す機会としてよい」と考えている様子。
逆にネガティブにとらえている人たちは、「何かと理由をつけて騒ぐのはよくない」「本来の意味や趣旨を理解すべきだ」などと考えているみたいですね。
もともと海外では、日本のお盆などにあたる行事であるハロウィン。外国人から見ると、日本のハロウィンはいろいろと不思議に感じる部分があるそう。「海外で不思議がられる日本のハロウィン事情5選〜ハロウィンなのになぜ可愛い?〜 」も要チェックですよ!
[今年の「ハロウィーン」は昨年より盛り上がる?2016年の動向を調査 ] [All Photos by shutterstock.com ]
Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(
https://hokuroku.media/ )創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。
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