1393年にドイツで始まったというクリスマスマーケット。雑貨屋などさまざまなお店が集まる町の広場で、買い物やお酒を楽しむクリスマスのイベントですね。TABIZINEでも過去記事「絵本で見たクリスマスの世界！世界一有名なドイツのクリスマスマーケット」などで取り上げました。

そのロマンティックなイベントがここ何年か、日本でも一気に広まり始めています。特に東京周辺のエリアでは大きなイベントが幾つも開催されていますよね。

そこで今回はクリスマスに向けて開催される2016年のクリスマスマーケットを5つ、紹介したいと思います。東京や神奈川、埼玉など関東圏に住んでいる人であればいつでも行ける場所ばかり。ぜひとも、チェックしてみてくださいね。

１：東京クリスマスマーケット２０１６（日比谷） 2016年12月16日〜12月25日

最初は東京都の日比谷公園噴水広場で開かれるクリスマスマーケット。広場にステージや高さ14mのクリスマスピラミッド、さらには雑貨店、飲食店が軒を連ねるイベントになります。昨年の過去記事「【都内クリスマスマーケット5選】まるで海外！本場の雑貨やビールを楽しもう」でも取り上げました。

ドイツのビールやソーセージも楽しめます。もちろん定番のホット赤ワインも。寒い夜にはありがたいですよね。東京駅からもそれほど遠くありません。周辺で働いている人だけでなく、観光で東京に訪れた人も足を運びたいスポットです。

２：クリスマスマーケットｉｎ横浜赤レンガ倉庫（横浜）　2016年11月26日～12月25日

次は横浜。2014年は64万人以上、2015年は65万人以上と、かなりの人を集める一大クリスマスマーケットが赤レンガ倉庫で行われています。2016年は7回目。ロケーションとしては国内でそれ以上をなかなか望めないような、クリスマスマーケットのイメージにぴったりの観光地が舞台です。

海側に近い広場には高さ10mのモミの木で作った本物のクリスマスツリーが登場します。雰囲気のあるレンガ造りの建物がさらにライトアップで演出され、訪れた人を幻想的な気持ちにさせてくれます。

もちろん本場ドイツのビールやホットワインなども楽しめますよ。

３：六本木ヒルズ クリスマスマーケット（六本木）　2016年11月26日～12月25日

夜景で有名な六本木ヒルズでも、冬にクリスマスマーケットが開催されています。2016年でなんと10周年。国内のクリスマスマーケットでは歴史のある部類に入ります。

場所は六本木ヒルズの中でも、ガラス張りの屋根が印象的なイベントスペース・大屋根プラザ。10周年記念商品のマーケットオリジナルのマグカップは、ぜひとも手に入れたい！

４：恵比寿ガーデンプレイス マルシェ・ド・ノエル（恵比寿）　2016年11月5日～12月25日

毎年、奇麗な夜景で多くの人を楽しませてくれる恵比寿ガーデンプレイス。JR恵比寿駅から徒歩で向かうと、最初に到着する時計広場にフランスのマルシェ（市場）が期間限定で登場しています。

もちろんテーマはクリスマス。雑貨を買い物したり、ホット赤ワインを楽しんだりできるようになっています。時計広場には巨大なクリスマスツリーがディスプレイされ、同じ敷地内には世界最大級のバカラシャンデリアが展示されるなど見どころ満載ですね。

５：さいたま新都心けやきひろばクリスマスマーケット（さいたま市）　2016年11月25日～12月25日

最後はさいたま新都心のクリスマスマーケット。さいたまスーパーアリーナの目の前にあるけやきひろばで行われるイベントです。こちらも本場ドイツのビールやソーセージを楽しんだり、ホット赤ワインを飲んだりと、本場クリスマスマーケットのにぎやかさを満喫できるイベントになっています。

埼玉県で行われますので、「都内まで出るのは面倒」という埼玉県民や北関東の人には最適なロケーションですよね。出店ラインアップは曜日や期日によって異なりますので、公式ホームページで詳細をチェックしてみてくださいね。

以上、都内近郊の主なクリスマスマーケットを紹介しましたが、いかがでしたか？　「一緒に行く恋人が居ない・・・」という人は、思い切って一人で出かけてみては？　訪れたクリスマスマーケットで、すてきな出会いがあるかもしれませんよ。

[Photos by Shutterstock.com]　

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家／ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書（TABIZINEライターとの共著）に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸３県のWebマガジン〈HOKUROKU〉（https://hokuroku.media/）創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。