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パリは本当に花の都なの?地方都市に住むフランス人から見たパリの姿とは

Dec 16th, 2016

地方都市に住むフランス人は「パリはフランスじゃない」とよく言います。それってどういうこと? と、初めて聞いた時はとてもびっくりしました。「パリはパリであって、フランスではない。パリ以外の都市こそが本当のフランスだ」といったちょっと極端な意見まで飛び出します。TABIZINEでも一生に一度は行ってみたい!「本当のフランス」を感じる最も美しい村6選などで、フランスの地方の魅力をお伝えしましたね。

議論好きなフランス人にとって「パリVS地方都市」は永遠のテーマ。地方に住むフランス人から見たパリの姿をレポートしたいと思います。

地方ごとに発展をしてきたフランス


花の都パリって実は嘘? 地方都市に住むフランス人から見たパリの姿とは
フランスの歴史を紐解いていくと、フランスという国は地方ごとに発展をしてきました。例えば有名なところで言うと、ブルゴーニュ、ブルターニュ王国。フランスはこの地方色というのが、生活習慣や共通の価値観などの文化に色濃く表れています。

例えば、フランスには日本のように国民食というのがあまり見られません。日本だと味噌汁、天ぷら、うどん、そばなど日本全国で共通して食べられる料理がありますね。しかし、フランスだと国民食といえば、パンやポトフが思いつくぐらい。フランス人の食生活は郷土料理が基本となっているのです。フランス人のアイデンティティは地方との結びつきが強いように感じられます。

パリには文化って実は・・・

花の都パリって実は嘘? 地方都市に住むフランス人から見たパリの姿とは
パリには劇場や美術館が多く、世界に誇る「芸術の都パリ」は全てのフランス人が認めるところです。その反面このように地方の文化が強い国なので、パリの文化には歴史の重みが感じられないとフランス人は言います。パリの文化が世界的に華やいだのは100年ちょっとの話。1900年代初頭に芸術家たちが集まり、パリの文化は大きく発展しました。私たち外国人はフランスの文化と言えばその時代のものをイメージします。

しかし、フランス人によると、パリはそもそも地方都市の一つ。その他の地方都市も世界的にはあまり知られていませんが、独自の芸術や文化が発展してきました。極端ですが、地方の文化の方が実は豊かなのだとフランス人は主張します。確かに、地方にはパリではあまり見られない種類の世界遺産も多く存在しますね。

(次のページに続く)

北川菜々子

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