TABIZINE > 北アメリカ > アメリカ > 現地ルポ/ブログ > ニューヨークのデパートで遊ぼう!7大デパート徹底比較

ニューヨークのデパートで遊ぼう!7大デパート徹底比較

Posted by: 青山 沙羅
掲載日: Dec 20th, 2016. 更新日: Jan 16th, 2017
Facebook はてなブックマーク LINEで送る コメント

ニューヨークにデパートは色々ありますが、アメリカ通でもなければ、違いがなかなか分かりにくいもの。洋服やお土産のショッピングをしたい、でもどこでお買い物したら良いのか分からないあなたに、ニューヨーク在住の筆者がお教えしましょう。デパートは色々な遊び方が出来ますよ。

各デパートのシグナチャー・マスコットやオリジナルのミニトートなども見逃せません。お土産にどうぞ。


ニューヨークで一番巨大なデパート

メイシーズ Macy’s
ニューヨークのデパートで遊ぼう!7大デパート徹底比較
(C)Sara Aoyama

大衆向けデパートで、スーパーとデパートの中間的存在。旅行者でも、気後れなく入りやすい雰囲気。サンクスギビングのパレード、クリスマスのサンタランドが有名です。セールも多くやっています。

【客 層】手頃な値段で、一般庶民向け 幅広い年代
【特 徴】とにかく広いので、迷子にならないように。
【見 所】ギシギシときしむ木製のエスカレーターは必見。地階ではお土産に向いたチョコレートやお菓子を販売。
【ポイント】Visitor Center(中2階スターバックス脇)で10%割引券が入手可能
【トイレ】女性 2階、4階、6階、7階

[Macy’s]
151 W 34th St, New York, NY

お洒落なニューヨーカー御用達

ブルーミングデールズ Bloomingdale’s

お洒落なイメージの強いデパート。日本で言えば伊勢丹のような感じ。

【客 層】値段はやや高め。20-30代向け。
【特 徴】照明が明るく華やか。1階の化粧品売り場では、香水を持った販売員が笑顔でお出迎え。
【見 所】流行りのカジュアル・ブランドは一通り揃っている。6階のキッチン用品売り場は素敵な食器やカラフルなお鍋があり、キッチンマニアは必見。休憩できるカフェもある。
【ポイント】4階の女性用化粧室(Ladies Lounge)は広く、座れる椅子もある。買い物に疲れたら、ちょっと休憩を。
【トイレ】女性 2階、3階、4階、7階

ニューヨークのデパートで遊ぼう!7大デパート徹底比較
(C)Sara Aoyama

オリジナルのトートは、絶対欲しくなる可愛さ。お土産に最適。お弁当バッグ、サイドバッグとして自分用にも。1階で購入可能。

[Bloomingdale’s]
59th Street and Lexington Avenue 1000 Third Avenue, New York, NY

マダムに信頼の高いデパート

ロードアンドテイラー Lord & Taylor
ニューヨークのデパートで遊ぼう!7大デパート徹底比較
(C)Hideyuki Tatebayashi

アメリカで最も古いデパート。旅行者にも入りやすく、混んでないので穴場。日本で言えば、三越のような感じ。

【客 層】比較的手頃。年齢層は高め50代-70代。
【特 徴】コンサバで落ち着いたセレクション。混んでいないので、ゆっくり買い物できるが、古いため施設の老朽化が目立つ。
【見 所】地味なデパートだが、NYC在住のマダムに信頼が高く愛用者多し。
【ポイント】5階6階にはサラベス(Sarabeth)がある。空いているので、サラベスファンは狙い目。
【トイレ】女性 5階 他未確認

[Lord & Taylor]
424 Fifth Avenue,New York, NY 10018

(次のページに続く)

お洒落女子必見!とにかくスタイリッシュ

ヘンリ・ベンデル Henri Bendel
ニューヨークのデパートで遊ぼう!7大デパート徹底比較
(C)Hideyuki Tatebayashi

日本では見かけないスタイリッシュさ。店内に漂うアップルシナモンの良い香りにうっとり。時期によっては、シャンパンが振舞われることも(筆者が年末に訪れた時は、シャンパンをいただきました)。

【客 層】5番街のブランドでは比較的手頃。20代-30代が主流。
【特 徴】元々は婦人用帽子屋さん。シグナチャーの茶色と白のストライプがお洒落。TVドラマ「ゴシップガール」にも度々登場。
【見 所】シンプルで可愛いアクセサリー、欲しくなるバッグ、旅行用のポーチも洒落ています。口紅やバッグのキーホルダーは女子友へのお土産にしたい。
【ポイント】小規模で、地階、1階、2階しかないので、簡単に見て回れます。2階はセールをやっています。M・A・Cなどの化粧品は、現在は入っていません。
【トイレ】女性 地階

ブランドオリジナルのイラストが可愛い。イラスト付きのポーチや携帯カバーも欲しくなります。

[Henri Bendel]
712 5th Ave. New York, NY 10019

お金持ちになりたくなる、高級デパート

 
サックス・フィフス・アベニュー Saks Fifth Avenue
ニューヨークのデパートで遊ぼう!7大デパート徹底比較
(C)Hideyuki Tatebayashi

高級デパートで、セールは地味目にひっそりと。日本で言えば、高島屋レベルのもっと上。

【客 層】お金持ちの行くデパート。40代-50代が主流。
【特 徴】照明は落としてあり、落ち着いた雰囲気。フォーマルドレスが充実。NYCの上流社会の御用達。
【見 所】ニューヨークの上流社会の生活が伺い知れます。
【ポイント】女性用の靴売り場は、上層階の8階にあります。高級店でつっかけサンダル? とよく見ると、シャネルで1500ドルもしているのです(汗)。カフェも8階にあります。
【トイレ】女性 8階 他未確認

[Saks Fifth Avenue]
125 EAST 57TH ST,NEW YORK, NY 10022  

スノッブなファッション業界人、モデルに人気

バーニーズ・ニューヨーク Barneys New York 

業界人やモデルなどが出入りする、ハイエンドなデパート。

【客 層】価格は高い。業界人の多いデパート。20代-30代が主流。
【特 徴】一般庶民は入りにくい雰囲気。バーニーズの本店は、Madison Avenue。
【見 所】デザイナーブランドが主流。
【ポイント】出入りする人はカッコイイ人が多いので、目の保養になる。
【トイレ】未確認 

[Barneys New York]
660 Madison Avenue,New York, NY

(次のページに続く)

もはや美術館の域。王族、セレブの御用達

 
バーグドーフ・グッドマン Bergdorf Goodman
ニューヨークのデパートで遊ぼう!7大デパート徹底比較
(C)Hideyuki Tatebayashi

世界一の超ウルトラ高級デパートで、日本に相当するデパートはなさそう。デザイナーはバーグドーフに自分の作品を置くのが夢。年末のホリデーウィンドウはゴージャスで、観光客のみならずニューヨーカーも楽しみにしている。

【客 層】王族、セレブ、リッチピープル御用達。一般庶民の価格とは、ゼロが2桁違う。
【特 徴】店内はディスプレイが美しく、ゴージャス。デパートというより、美術館のよう。
【見 所】デザイナーブランドが主流。
【ポイント】買い物目的でなく、目の保養に出かけましょう。販売員は客を見ており、むやみに声をかけません(笑)。
【トイレ】女性 地階、7階。他未確認。綺麗なので、オススメ。

ニューヨークのデパートで遊ぼう!7大デパート徹底比較
(C)Hideyuki Tatebayashi

7階のキッチン・インテリアでは、選び抜かれた美しいクリスマスのデコレーションやカード類も。思わず買ってしまった、美しいクリスマス・カード。クリスマスツリーのオーナメント(飾り)は、滅多に見ることの出来ない洗練された美しいものがあるが、1個100ドルほどから。大きなクリスマスツリーに飾り付けるには、何万ドルもかかりそう(タメイキ)。

[Bergdorf Goodman]
5th Avenue at 58th Street, New York, NY

日本のデパートとの違い

●デパ地下(食品売り場)はない
●Tシャツやセーターなど、ほとんどのものが試着可能
●クリニーク、ランコム、エスティーローダーは、●●ドル以上買えばフリーギフトがもらえることが多い

日本のデパートのようにデパ地下はありませんが、ニューヨークのデパートは女性の夢を満たしてくれるワンダーランド。化粧品を試したり、洋服を試着したり、インテリア売り場でお金持ちの家を想像したり、無料で遊ぶことも出来ますよ。ニューヨークは日本のように利用できる公共トイレは少ないので、デパートへ行ったら、必ずトイレに行くことをオススメします。階段やエレベーター脇にあることが多いですが、分かりにくい場所にあるので、「Excuse me. Where is the restroom?」と販売員に聞いた方が迷わずに済むでしょう。

[Photos by Hideyuki Tatebayashi & Sara Aoyama]
※無断で画像を転載・使用することを固くお断りします。Do not use images without permission.

青山 沙羅

sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。


,,,, | ショッピング,現地ルポ/ブログ,北アメリカ,アメリカ,現地ルポ/ブログ


アメリカの現地ルポ/ブログ関連リンク

M.Nさんのカメラロール M.Nさんのカメラロール
東京都渋谷区・「Fat Witch Bakery 代官山(東京)」内装 東京都渋谷区・「Fat Witch Bakery 代官山(東京)」内装

2022年8月13日 ハドソンヤードからハイラインはスタート 2022年8月13日 ハドソンヤードからハイラインはスタート
2013年5月3日 ウォール街 2013年5月3日 ウォール街
1904年 Mock Duck 1904年 Mock Duck




1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 NEXT