ふわふわのスフレパンケーキや厚焼きパンケーキが何かと話題の昨今、どこか懐かしい正統派ホットケーキが絶品のお店が経堂にあります。

経堂が誇る、ホットケーキの名店

小田急線経堂駅から徒歩3分。細い道を入ったマンションの1階にある「ホットケーキ つるばみ舎」。以前、梅が丘駅近くで営業していた人気店「リトルツリー」が、2015年こちらの場所に移転リニューアルしたのだそう。

週末のランチ時とあって満席。２組のお客さんが待たれていました。店内は木の温もり溢れるナチュラルなインテリア。ホットケーキが焼けるいい香りが漂います。

窓際のカウンター席。客層は女性が8割。一人で来られているお客さんもちらほら。

ホットケーキは1枚からオーダー可能。フルーツや生クリーム、アイスなどのトッピングも充実しています。

幸せな気持ちになれる、こんがりとした焼き色

注文後10分ほどで運ばれてきた、まるで絵に描いたようなホットケーキ！ どんぐりの焼印がなんともキュート。こんがり焼かれた黄金色は、ただこれだけで幸せな気持ちになります。

子供のころにお母さんが作ってくれたような、どこか懐かしさあふれるビジュアル。銅板で一枚ずつ丁寧に焼き上げることによって、この奇跡的な美しい黄金色に仕上がるのだそう。

お店オススメの食べ方にならって、生地が熱々のうちにバターを全体的に塗ります。

生地と絶妙に絡み合う、自家製メープルソース

ナイフでカットし、自家製のメープルソースをたっぷりとかけます。ソースは黒蜜のように濃厚でツヤツヤ。

表面はカリッと香ばしく、中は弾力のあるもちっとした食感。正統派ホットケーキでありながらも家庭では決して真似できない絶妙な味わい。ややほろ苦いメープルソースと、バターの塩気が生地のおいしさを引き立ててくれます。

最近ではもはや貴重な、懐かしさあふれる正統派ホットケーキ。幸せな気持ちになれる黄金の焼き色や、究極の食感を味わってみてはいかがでしょうか？

[ホットケーキ つるばみ舎]
[All photos by Nao]

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。