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全国の国立公園を走る、絶景のトロッコ列車3選

Mar 19th, 2017

日本には新幹線から機関車、寝台列車まで、さまざまな鉄道が走っています。さらには風光明媚(めいび)な観光地を走るトロッコ列車もたくさん。

トロッコとは辞書を調べると、土木工事用の資材や人材を運ぶ手押しの台車で、一般の鉄道よりもシンプルな設計で作られた線路上を走る乗り物になるのだとか。芥川龍之介の世界ですね。その特徴を生かしながら観光用に整備した乗り物が、いわゆる観光地のトロッコ列車になります。

そこで今回は全国を走るトロッコ列車の中でも、絶景の国立公園や国定公園内を走る美しいトロッコを紹介したいと思います。

1:くしろ湿原ノロッコ号(北海道釧路市)

釧路湿原に黒部峡谷!【全国の国立公園を走る】絶景のトロッコ列車3選

最初は北の大地、北海道のトロッコ電車を紹介します。JR北海道は幾つかのルートでトロッコ電車を走らせていますが、その第1号となった路線が、北海道東部を釧路から網走に向けて縦断するJR釧網(せんもう)本線の一部になります。日本一遅い列車というキャッチフレーズで登場した『くしろ湿原ノロッコ号』ですね。

釧路と言えば釧路湿原国立公園が有名です。その湿原を釧路から出発し、トロッコ電車で景観を楽しんで帰ってくるコースが用意されています。車窓からの美しい景色はもちろん、途中で停車する無人の釧路湿原駅から10分ほど歩けば、有名な細岡展望台の湿原の大パノラマが楽しめます。冬の間は運行していませんが、温かくなるころに出かけてみたいですね。

2:黒部峡谷鉄道(富山県黒部市)

釧路湿原に黒部峡谷!【全国の国立公園を走る】絶景のトロッコ列車3選
次は富山県の東部、中部山岳国立公園内を走るトロッコ列車『黒部峡谷鉄道』ですね。日本で最も深いと言われる北アルプスのV字の峡谷に設けられた20.1kmの路線を進むトロッコ列車として、世界中から多くの観光客を集めています。

こちらは歴史が古く、スタートは大正時代にまでさかのぼります。黒部ダムで有名な黒部川流域の電源開発のため、資材を運ぶ目的で敷設された路線。その後、昭和になって一般にも開放され、一大観光地として認知度が高まりました。

坂本正敬

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