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時々ふと訪れたくなる、古き良きパリが残る下町「ビュットオカイユ」

Mar 22nd, 2017

古き良きパリといえば、どこを思い浮かべますか。映画「アメリ」の舞台にもなり、芸術家が集まったモンマルトル。作家池波正太郎も映画「北ホテル」の中の下町を感じたサンマルタン運河でしょうか。

これらのエリアは確かに以前は下町情緒溢れる場所でしたが、近年は観光地化されて、残念なことに以前のような下町っぽさは少しずつなくなってきています。しかし、パリには一般的に知られていない、古き良き時代の下町が残るエリアがあるのです。パリの13区にある、ビュットオカイユを紹介します。

ビュットオカイユとは

古き良きパリが残る下町 ビュットオカイユ<br />
の魅力

古き良きパリが残る下町 ビュットオカイユの魅力
ビュットオカイユとは、日本語で「鶉の丘」を意味します。中華街のすぐ隣にある小さなエリアで、メトロCorvisartが最寄駅になります。ビュットオカイユは観光客にはあまり知られていないエリア。わざわざ訪れたいような美術館やブティックもないので、地元民やパリジャンがひっそりと訪れる静かなエリアなのです。

ゆったりとした時の流れ

古き良きパリが残る下町 ビュットオカイユの魅力
古き良きパリが残る下町 ビュットオカイユの魅力
筆者はこのビュットオカイユに何度も訪れています。時々ふと何かを思い出したように訪れたくなる場所なのです。ビュットオカイユは、同じ時を刻んでいるにも関わらず、時の流れがゆったりとしているように感じられます。それは、ホテル暮らしの人たちが暮らす場所だからでしょうか。パリのホテルは高いことで有名なのに、このエリアのホテルは1か月600ユーロ台というのも見かけます。その日暮らしをしている定住地を持たない人たちの自由な空気感がこのエリアを包んでいるようです。


北川菜々子

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