旅にまつわるさまざまな費用や価格料金をとりあげるTABIZINE【リアルなお金の話】特集。今回は、フランス南西部で暮らしている筆者が、ボルドー市内に滞在したときにかかった費用をお伝えします。
「プチ・パリ」の異名をとる、美しい街並みが魅力のボルドー。世界的なワイン産地として名高いフランス南西部の中心都市で、ユネスコの世界遺産に登録されています。
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ボルドーの見どころや美食については、【世界遺産】まるで小さなパリ!「月の港ボルドー」現地ルポでもお伝えしていますので、合わせてお楽しみください。
2泊3日の滞在でかかったのは、いくら?
今年5月に訪れたときの内訳です。繁忙期前および平日の宿泊ということで、費用をかなり安く済ませることができました。※1ユーロ=124円で計算
ホテル代・・・14,000円(※最大2名までこの値段で宿泊可能)
キッチン付きの滞在型ホテルに宿泊。通常のホテルとそれほど変わらない設備ではあるものの、宿泊料が安く済む滞在型ホテル。フランスに限らず、ヨーロッパを旅するときにはをよく利用しています。ボルドー旅行でよく利用しているのは、市内までトラムで約15分の場所にある「Ténéo Apparthotel Talence」。
食事代・・・約10, 630円
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朝食3食分は滞在型ホテルの隣のベーカリーで、焼きたてのパン・オ・ショコラとボルドー銘菓カヌレをテイクアウト(約930円)、昼食2食分と夕食1食分は外食(※庶民的なレストランでの食事&ワインも合わせて)で約8,700円、夕食1食分はホテルで自炊して約1,200円(ワイン代込み!)。
交通費・・・約1,575円
市内をまわるバス、トラム、船の回数券(10回分)を1枚購入。
観光にかかった費用・・・約17,370円
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ワイナリー&世界遺産クルーズ(約16,130円/ランチとワイン代込み)、ワインの総合文化施設「シテ・デュ・ヴァン」入場料(約2500円/日本語の音声ガイド&ワインテイスティング付き)、市内の広々とした公園を散策(無料)。
お土産代・・・約3,470円
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食べやすいサイズのミニカヌレを購入(約990円)。マルシェでもベーカリーでも、ボルドーなら至るところで見かけるカヌレですが、お店によって味と食感が多少異なります。「Canelés Baillardran」のものは、誰にでも喜ばれるおいしさ! ワイン専門店で店主おすすめのワインを3本購入(約2480円)。1本1000円程度でも、質の高いボルドーワインはたくさんあります。
雑費・・・3,000円ぐらい
マルシェでのお買い物に、ガロンヌ川沿いのアウトレットモール「Quai Des Marques」でのお茶やアペリティフなど。
「シテ・デュ・ヴァン」のワインテイスティングスペース
近年は都市開発も進んでおり、昨年6月にはワインの総合文化施設「シテ・デュ・ヴァン」がオープン。マルチメディアを駆使した展示は近未来的で楽しく、ワイン好きなら長居してしまうはず。さらに今年の7月2日には、パリ〜ボルドー間を2時間で結ぶTGV新路線の開通を予定しています。
※TGVでのパリ〜ボルドー間の往復は、90〜196ユーロ程度(約1万1,160〜2万4,300円)
次は今回の旅の総費用をご紹介。
今回の旅の総費用は?
【内訳】
ホテル代・・・1万4,000円(※現地2泊、最大2名までこの値段で宿泊可能)
食事代・・・約1万630円
交通費・・・約1,575円
観光にかかった費用・・・約1万7,370円
お土産代・・・約3,470円
雑費・・・3,000円ぐらい
総費用:約5万45円
※上記には含まれておりませんが、TGVでのパリ〜ボルドー間の往復は、90〜196ユーロ程度(約1万1,160〜2万4,300円)になります。
クラシカルながら港町らしい開放的な雰囲気のボルドー。パリを訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう?
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