韓国の芸能人には、自分のお店を持っているという人も多くいます。以前、TABIZINEで紹介した「Midnight Cireal」は、ボーカルグループ2AMのチョグォンが経営するお店です。

中には、店内にはグッズや写真などがあふれ「いかにも」なお店もありますが（そういうところはファンが入り浸ることが多い）、そうではなく「普通のカフェ」として地元の人たちに密着しているカフェもあります。

「Mouse Rabbit Coffee（マウスラビットコーヒー）」は、日本でも人気のSUPER JUNIOR（スーパージュニア）のイェソンが家族で経営しているカフェ。芸能人のカフェですが、地元の人たちが通う居心地のいいカフェなんです。今回はそのカフェを紹介します。

地元民ばかり！おしゃれな店内

「Mouse Rabbit Coffee（マウスラビットコーヒー）」は、「マウラビ」と呼ばれ親しまれている一軒家のカフェ。建国大学がある地下鉄の駅「建国大学入口（建大入口）駅」より、歩いて５分程度の場所にあります。

駅の名前の通り大学があるため、お店の周りは学生向けのプチプライスのお店などがたくさん軒を連ねています。そういうこともあり、マウラビのお客さんには、学生さんが多いようです。

店内は、地下1階～2階まであり、広々とした空間が広がっています。1階から2階にかけては吹き抜けで、明るい日差しが入ってきて、昼間はとても気持ちがいい！

こんな広々したお店ですが、イェソンに関連するものはほとんどおいてありません（リニューアル前は多少ありましたが）。トイレの横に、イェソンのポスターがあるくらい。

普通に使えるカフェとして機能しており、地元の人たちのお気に入りのカフェとして、勉強時に使われたり、友達との集まりに使われたり、しているようでした。

2階へ行く階段を上がっていくと、勉強机みたいな格好の座席が。こちら、お一人様に人気があるんですよ。なぜか落ち着くのだそうです。

2階は広々とした空間。様々なタイプの椅子や机があって、とってもおしゃれです。リニューアルしてから、さらに明るい雰囲気になりました。一番人気は、奥のソファー席のようです。

こんなに素敵なカフェですが、実はこのお店の穴場は「地下」なんです。

穴場はお店の「地下」にある

実は、マウラビの穴場は「地下」なんです。

入口を入ってすぐに、地下に行く階段があります。「Underground」と書かれたネオンが目印。

階段を降りた先は、真っ暗…。そしてネオンがお出迎えしてくれます。おしゃれ！ ここを通り抜けると・・・。

ちゃぶ台のような低いテーブルと、座布団が並んだ広々とした空間が。ここでは靴を脱いでくつろげるんですよ。ゆったりおしゃべりしたい時には、ぴったりですね。のびのびと足を伸ばしてくつろぎたい！

ちょっとした個室間のある小上がりもあったりして。ちょっと和室っぽい感じなのもホッとしますね。

居心地が良すぎて何時間も滞在

「Mouse Rabbit」はアイドル経営のカフェですが、しっかり地元の人たちに根付いてて、普通のカフェとして利用されているのがいいですね。もしかしたら、常連の中にはイェソンのカフェだと知らずに来ている人もいるかもしれません。

お店はメインでイェソンの弟さんが関わっており、日本でもポップアップストアを出したりしていますよ。

一度来てしまうと、あまりの居心地の良さに何時間も居座ってしまうほど。ソウルに来たら、寄り道してみたらいかがでしょうか？ 運が良ければイェソンに会えるかも？

[All Photos by Kaori Simon]

西門香央里

Kaori Simon ライター＆フォトグラファー

東京在住のフォトライター。K-POP、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心に撮って書いて活動中。好きなことには猪突猛進。小学生の頃からずっと何かの「オタク」。座右の銘は「努力は裏切らない」。