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メキシコで「君の名前のコカ・コーラを探そう」キャンペーンが大反響!

ライター: Miho Nagaya
更新日: Apr 12th, 2018

メキシコで名前入り缶コーラ・キャンペーンが話題沸騰


スペイン、ブラジルアルゼンチン、イギリス、アイルランドベルギー、フランスで行われたキャンペーン、「君の名前と同じコカ・コーラを探そう」が、2014年7月よりメキシコでも始まり話題になっています。
お供えや、薬のようにも使われる「メキシコのコーラ事情」に迫ってみた」の記事でも紹介したように、メキシコはコカ・コーラの消費量世界一の国であり、今回のキャンペーンは企業の狙い通り大ヒットしているわけです。

今回のキャンペーンのために、缶のコカ・コーラのラベルに印刷するための488の男女の名前が採用されました。

メキシコで「君の名前のコカ・コーラを探そう」キャンペーンが大反響!
なんと、メキシコシティにはコカ・コーラ専門店があるのですが、そこでも名前入りキャンペーンで盛り上がってました(C)Miho Nagaya


スペイン語圏に多いマリア、ホセ、ホルヘのような名前がついた缶コーラがずらっと並びます。
お店にコーラを買いに行って自分や家族、恋人、友人の名前が出て来たら、ちょっと嬉しいですよね。

メキシコ大統領エンリケ・ペニャ・ニエトも自分の名前を見つけて「見て〜、ボクの名前♡」とニッコリ

コーラ騒動後の苦肉の策?


コカ・コーラを扱っているコンビニやスーパーでは、もちろん、すべての名前を豊富に揃えているわけではありません。そこで、自分の名前入りの缶を見つけるために、色んな店を渡り歩き、陳列棚を散らかしたままにする人たちも続出しているそう。

コンビニなどの商店では、コーラの陳列棚に注意書きを貼る店も増えています。


「お願いだから、あなたの名前のコカコーラが見つからないとしても、陳列棚を乱すのはやめてください。ー馬鹿げた真似はやめなさいー」と書かれている


最近ではペットボトルや、コカ・コーラ・ライトやゼロの名前入りヴァージョンも登場しているので、自分のお目当ての名前を探す消費者でますます混乱しそうです。そんなメキシコらしい(?)問題を茶化すミームもSNS上にたくさん登場しています。






メキシコのコカ・コーラ側は、このコーラ騒動や、自分の名前が見つからない!という消費者の不満を解消するために、新しいキャンペーンを打ち出しました。8月より、メキシコの30都市以上のスーパーなどの店舗内に、コカ・コーラの「カスタマイズ・センター」を設置または、巡回式のセンターが、国内225都市を巡回予定(巡回都市のリスト)。センターは大きな缶コーラの形をした特殊な印刷機になっていて、自分の名前を入力すると、それが印刷されたコーラが受け取れるというシステムなのです。参加は無料ですが、一日限定2000本までと決まっています(しかし、これはこれで、また大きな騒動になりそうな気もしますが)。

【メキシコ北部モンテレーを皮切りに巡回するコカ・コーラの「カスタマイズ・センター」を捉えたINFO7のニュース映像】



なお、メキシコ・コカ・コーラの公式サイトcoca-cola.com.mxでは、コカ・コーラに好きな名前を自由に入れることができるデジタル・ヴァージョン キャンペーンも行っています(ネットで名前を入力したものを自分のFacebookなどで共有できるだけですが)。

みんな自分大好きですので、意地でも自分の名前が入ったコーラが欲しい気持ちはわかります。
このメキシコのコーラ騒動、ますます過熱しそうです。

Miho Nagaya

長屋美保 ライター
メキシコシティの路地裏から見た生のラテン文化や社会を追い続けるフリーライター兼なんでも屋。雑誌、WEB、ラテン圏アーティストのCD解説、映画、コンサートのパンフレットなど、メキシコを中心としたラテンアメリカの記事を日本の媒体に執筆するほか、リサーチやスペイン語⇔日本語翻訳も行う。情報サイトAll Aboutのメキシコ公式ガイドでもある。

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