新旧が融合するエキゾチックな常夏の国・マレーシア。マレー半島とボルネオ島の一部から成り、地域ごとに異なる表情を見せる多民族国家です。
大自然の中で動物と触れ合う「コタキナバル」や、透明度の高い海と白砂ビーチの「レダン島」など、マレーシア国内には景勝地が点在しています。もしもマレーシア未経験なら、見所がコンパクトにまとまっている首都クアラルンプール(KL)で、アジアの雰囲気を感じてみるのがおすすめです。 公共機関を使えば移動もスムーズですよ。
30回以上訪れた経験から得た地元情報をもとに、その魅力をたっぷりお伝えします!
毎日どこかで開催される「ナイトマーケット」
KLへ来たら、ナイトマーケット(マレー語でパサマラム)は外せません。5〜10リンギッド(=163~325円 ※2014年8月現在)も出せば、屋台料理でお腹いっぱいに。開催場所が日ごとに変わるため、宿泊先のコンシェルジュに尋ねてみましょう。現在、地元の人たちに人気があるのは「Taman Connaught」「Setia Alam」など。ナイトマーケット情報はこちらから(※英語)もアクセス可能です。
予算に合わせてショッピング&マッサージ「ブキッ・ビンタン」
ショッピングを楽しむなら、たくさんのモールが立ち並ぶこのエリア。モールごとに雰囲気が全く異なるのも面白いところです。マッサージ店も非常に多く、激安。お買い物の途中で休憩に立ち寄ってみるのもよいですね。
プチプラ雑貨にお手頃価格の洋服なら「ベルジャヤ・タイム・スクエア」。2003年当時にマハティール元首相が開設後、市民の憩の場に。フードコートも充実しています。
世界のファストファッションブランドやローカルブランドの揃う「ロット10」。
高級ブランドが一堂に揃うショッピングモール「パビリオン」。施設内のカフェやレストランはオシャレ雰囲気です。
中華系グルメなら「アロー通り」
ブキッ・ビンタンで買い物をした帰りに食事をするならココ。食にうるさい地元の中華系マレーシア人も納得の中華料理が楽しめます。
街の雰囲気と調和したエキゾチックなモスク
イスラム教徒でなくとも訪れてみたい神聖な場所。ムスリム女性は肌の露出は厳禁です。このため、観光客であっても女性は配慮が必要。モスクの中へ入るときには、肌の露出が少ない服装を心がけましょう。
●マスジッド・ジャメ
駅名にもなっているモスク。電車を利用して訪れる際には「マスジッド・ジャメ」駅を利用します。ヤシの木に囲まれた南国風の外観が素敵。
●プトラ・モスク
行政新都市として開発中のKL郊外にあるモスク。遠くから見ると水辺に浮かんでいるかのように見えるのが幻想的。バラ色のドームも印象的です。
●ナイトライフを満喫できる「バンサー・ビレッジ」
KL在住の欧米人が集うエリア。スパニッシュ、イタリアンといったヨーロッパ系のレストランやバーが多く、地元の人よりは観光客に人気。そのため、お値段も高めに設定されています。
●夜景スポット「ツインタワー」
KLの夜を締めくくるのにふさわしい観光名所「ツインタワー」。夜のツインタワーはとてもロマンチックです。どこから眺めても美しいものですが、屋内で鑑賞するならトレーダーズホテル内にある「スカイバー」がオススメ。非日常な空間にうっとりしてしまいそう!
一度訪れたら、きっと好きになるクアラルンプール。バックパッカーからラグジュアリー志向の旅人すべてを満足させる魅力に溢れる都市です。
[Photo by shutterstock.com]
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