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タイのアーティストが寺を作ったらこうなった!天国と地獄が混在する白い寺院

Posted by: 釜井知典
掲載日: Oct 11th, 2014. 更新日: Aug 17th, 2015
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タイ旅行の一つの見どころと言えば、寺院。タイの至るところには、歴史的価値のある寺院がたくさん存在します。しかし、中には驚愕してしまうものも。それが、チェンライにある『ワット・ロンクン』です。


純白の寺院、ワット・ロンクン

チェンライの中心部から、車で20分程の距離にあるワット・ロンクン。真っ白な外観が印象深い寺院です。タイの有名アーティスト「チャルーンチャイ・コーシピパット」氏がその建設に携わっており、実は、この寺院はまだ建設中。完成までにはおよそ90年かかるそうです。

これぞチェンライの仏教美術!天国と地獄の純白寺院「ワットロンクン」
青い空によく映える真っ白な寺院

天国と地獄が共存

これぞチェンライの仏教美術!天国と地獄の純白寺院「ワットロンクン」

ワットロンクンをよく見てみると、ある特徴に気がつきます。
優しげな表情をした仏がある一方、地面から伸びる無数の手や歪んだ顔を持つ悪魔など、天国と地獄がこの寺院に共存しているのです。

そして、その全てが純白で表現されており、不思議な印象を受けます。

これぞチェンライの仏教美術!天国と地獄の純白寺院「ワットロンクン」
優しげな表情で、静かに座禅を組む仏様

これぞチェンライの仏教美術!天国と地獄の純白寺院「ワットロンクン」
下から突き出た手が抱えている物は、壷や骨など様々

これぞチェンライの仏教美術!天国と地獄の純白寺院「ワットロンクン」
空から静かに見守る仏様

これぞチェンライの仏教美術!天国と地獄の純白寺院「ワットロンクン」
優しげな表情をした女性達は、一体何を語り合っているのでしょうか・・・

これぞチェンライの仏教美術!天国と地獄の純白寺院「ワットロンクン」
もののけのようにも感じられる不気味さを持つ石像

残念ながら内部の撮影は禁止だそうですが、この光景だけでも、心の中に焼き付けられる程の強いインパクトがあります。

タイの寺院にはゴールドが使用される事が多いのですが、純白のワットロンクンはその常識を覆すよう。美しさと不気味さを両立させた寺院とも受けとれます。これからも建築が進められるということなので、訪れるたびに新たな発見に出会えるかもしれません。

ワット・ロンクン(Wat Rong Khun)
住所:Pa O Don Chai Road, A. Muang, Chiang Rai, 57000
連絡:+66 53 673 579

[All photo by shutterstock.com]

釜井知典

Kamai Tomonori
アパレル.電材商社で働いた知識を生かし、不動産・ファッション・電機系の記事をメインに執筆。webを中心とした活動をしており、ライター以外にもコンテンツのディレクション業務や、文章の編集構成などエディターとしても活躍。

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