NYメンズ・ファッションウィーク開催後行われたのが、現在バイヤーとエディターが注目している”Capsule”。世界各国のファッション・ブランドが、厳しい審査基準により選抜、勝ち残ったブランドだけが出店できるファッション・エキシビジョン。前回のレディスが好評だったので、今回はメンズを取材してきました。

ローワーイーストサイドにある開催会場バスケットボール・シティ（BasketBall City）は、実際にバスケットボールの試合が行われる場所。バイヤー、プレスの評価が年々上がり、回を重ねる毎に出店も増えています。メンズ、レディスは、異なる時期に行われ、いずれも年に2回開催。

入場は無料ですが、バイヤー、プレス（新聞、雑誌などの取材）、スタイリストなど業界関係者に限られます。

エッジィな、新鋭ブランドが並びます。

次に来るトレンドを、作り出す場でもあります。

デザイナーが常駐している場合も。Jakob Hetzer氏は、まだ18歳の若手デザイナー。

ビニールで出来た透明のパンツ（写真右）。一体どう履きこなすのでしょう？

出店ブランドからアイテムをチョイスし、コーディネートを行う試みも。

商品の見せ方も、毎回工夫が凝らされるようになってきました。

どんな新しいものに逢えるのか、皆ワクワクしています。

メンズ向けのトラベルグッズ Men In Citiesのもの。4つセットの収納袋のデザインが可愛い上、便利そうで気になりました。

旅行の時にも、お洒落に手抜きはしたくないですよね。

イタリアのシューズ・ブランドCasbia。男のお洒落は足元から。

既に海外進出しているブランドは、更なる拡大を狙っています。NYのファッション・シーンに意欲と活気に与えてくれる”Capsule”、今後も目が離せそうにないですよ。

[Capsule Show New York Men’s Spring/Summer 2016]
[All photo by Hideyuki Tatebayashi]

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青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。