憧れのNYにひとり旅。NYCは一人で訪れても、観光もショッピングも問題ありません。でも勝手の分からない土地で、食事をするのは不安。かといって、勝手が分かるという理由で、スタバやマックばかりでは淋し過ぎますよね。
大丈夫! 一人で食事をしているニューヨーカーだって、たくさんいるのです。折角NYCに来て、NYグルメを味わえなくては、楽しみも半減するというもの。
そこで今回は、ひとりごはん攻略法をお教えしましょう。
カウンター席のある店
高級店でも、カウンター席なら大丈夫! カウンター席は、ひとりごはんの味方です。
◆オイスターバー(グランドセンラル・ターミナル内)
カウンター席あり、持ち帰り用の窓口もあります。おススメは、生牡蠣(NY産はブルー・ポイント)の他、ニューイングランド・クラムチャウダーなど。
[Grand Central Oyster Bar & Restaurant]
◆ 牡蠣6個とグラスワインで9ドル!”Fish”
シーフードがお手頃、美味しいです。カウンター席があり、ひとりごはんの人がいます。お酒も飲めます。おトクな9ドルセットはマスト!
(C) Hideyuki Tatebayashi
◆ジューシーなパストラミサンドイッチ “Katz”
(C)Leonard Zhukovsky / Shutterstock.com
広い店内は、NYCの大衆食堂といった趣き。ごちゃごちゃしているので、ひとりごはんでも問題なし。自分で運ぶセルフサービスの席と、チップが必要なウェイターサービスの席があるので、座る時は注意しましょう。
オープンエアのテーブル席
ストリート沿いのオープンエア席は、ひとりでも気兼ねなしです。気候の良い季節は、道行く人を眺めながら食事をするのも楽しいもの。その代わり、何を食べているのか覗き込まれることもあります(笑)。
コーヒーショップ、ダイナー
相席にさせられることはなく、一人でも問題ありません。軽食といっても、日本人にとってはボリュームがあります。コーヒーのお代わりが自由なところがあるので、ゆっくり過ごせますよ。
比較的空いている店
混んでいるのは、いわゆるツーリストが行きたがるガイドブック掲載店や、ミュージカルの劇場があるタイムズスクエア近辺の店など。そのあたりを外せば、結構席は空いているのです。
◆ベストインドカレー”Mumtaz”
NYで本格的カレーに挑戦。筆者イチオシのカレーです。満席なことはほぼないので、座れるはず。
(C) Sara Aoyama
グルメマーケット内の店
NYCには、グルメマーケットがたくさんあります。その中にある飲食店やカフェは、ひとりごはんしやすいカウンター席や、自由に座れるテーブル席があります。
◆Le district
(C) Hideyuki Tatebayashi
◆Gansevoort Market
(C) Hideyuki Tatebayashi
他にChelsea Market(Lobster Placeのロブスタービスクはおススメ!)、Eatalyなど。
サク飯するなら、チャイナタウン
◆チャイナタウンで麺類
5〜7ドル程度。安さと美味しさに感激すること間違いなし。相席にさせられる可能性大ですが、出て来るのも早いので、サクッと食べて出れば良いのです。
(C) Hideyuki Tatebayashi
「持ち帰り」(To Go)という手もあります
◆小腹程度じゃ済まない、がっつり量のあるフレンチフライ
正直言って、オヤツの範疇にはおさまりません。ビールとフレンチフライで立派な夕食になりますよ。
◆チャイナタウン最強のチャーシュー丼
ディープなチャイナタウンの最強B級グルメを食せずして、NYCを去る事なかれ。
(C) Sara Aoyama
レストランで大人数で食べているのは、観光客がほとんど。忙しいニューヨーカーが、平日レストランでゆっくり食事をしているのはまれ。平日なら、有名な店も結構空いています。行きたい店があったら、平日のピークを外した時間が良いでしょう。
男性のあなたなら、スポーツバーのカウンターに座って、ビールとバッファローチキンを楽しみ、好きなスポーツ観戦も良いですね。
シングル率が高いニューヨーカーは、ひとりでも堂々とごはんを食べていますので、臆せず食事を楽しみましょう。あなたのひとり旅の「食」が楽しいものになりますように。
[Photo by Hideyuki Tatebayashi]
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sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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