海外でフルーツ狩りをしたことはありますか? 日本ではイチゴ狩りなどが人気ですが、海外でも○○狩りは人気なんです! 今回は自分で旬のフルーツを好きなだけ穫れるスポットをご紹介します。
サンフランシスコから車で約1時間
今回ご紹介するのは米カリフォルニア州にある、Brentwoodという地区。
Capture by momo
サンフランシスコ市内よりも内陸部にあり、市内からだと車で約1時間で到着します。Brentwoodは沢山の果物や野菜の農園が集結しているエリアで、季節によって様々な果物が自分で収穫できるようになっています 。ご家族や友達同士でレンタカーを借りて行ってみましょう。
Brentwoodで穫れる果物の収穫時期や、農園の情報が載っているサイト『HARVEST TIME IN BRENTWOOD』で、事前にどの農園に行くか調べておくといいですね。また、直接Brentwoodに着いてから農園を決めてもよし!
どの農家がなにを収穫できるのかというのは農園の入り口にある看板に書いてあります。時々、看板には「U-Pick」と書いてありますが、それは「you-Pick」という意味で、 自分で収穫できるということです。
桃狩り、チェリー狩りがおすすめ!
例年Brentwoodでは、4〜5月はイチゴ狩り、5月後半から9月ぐらいまでは、桃狩り、チェリー狩りが楽しめます。
桃は、日本の白桃に近いホワイトピーチ、イエローピーチ、甘酸っぱいネクタリンなど種類は様々。日本の桃に比べると小粒ですが、ぎゅっと甘さが凝縮されて感激する美味しさです。
チェリーは、大粒のアメリカンチェリーで知られるビング種、日本の佐藤錦のように繊細な甘さのレーニエ種があります。レーニエ種はビング種に比べて貴重で扱っている農園も少ないです。どちらの種類も甘く、いくらでも食べられてしまいます。
毎年、収穫できる時期は微妙にずれることもあるので、『HARVEST TIME IN BRENTWOOD』のサイトで必ず確認してみてくださいね。
値段は格安!
フルーツ狩りをするのに事前登録や予約などは必要ありません。 ほとんどの農園が、入場料はかからず、1パウンド=2ドルのような感じで、自分の収穫した分だけ料金を払うシステムになっています。桃は、大きさにもよりますが、10個で10ドル〜20ドル前後。
農園のルールを確認したら、チェックイン。収穫用のバケツをもらっていざ収穫開始! カリフォルニアの青い空の下に、沢山の桃の木。
(C) momo
果物の固さや色を見て狩ってみましょう。一つ味見をしてみると、その甘さに驚くことでしょう。
(C) momo
(C) momo
チェリーは高い木の上に実がなっているので、大きなハシゴを使って採取します(気をつけて上ってくださいね!)。収穫したら、チェックアウト。収穫物が入ったバケツを持っていくと、重さを計測してもらい料金を支払います。
(C) momo
持って行くといいもの
(1)日焼け対策
Brentwoodは内陸部なので、夏は30度を超す日もざらにあるぐらい暑い場所です。帽子やサングラス、日焼け止めクリームなど、必ず日焼け対策を万全にして挑んでください。また水分補給用のお水も持っていくといいですよ。
(2)クーラーボックス
「Target」や「Safeway」などサンフランシスコ市内のスーパーで10ドル前後で販売しています。Brentwoodはかなり暑いところなので、収穫したての果物は暑さですぐに傷んでしまいます。収穫物をホテルなどに持って帰りたいと考える方はクーラーボックスにいれて、早めに食べるのがおすすめです。
カリフォルニアの甘いフルーツを自分の手で穫れるのはとても楽しいひと時です。Brentwoodは値段も味も大満足のフルーツ狩り一押しスポット! 思い出に残ること間違いなしです。
[Photos by Shutterstock.com]
momo ライター
サンフランシスコ在住3年目。現地新聞会社で記者として勤務。IT系の旦那と、いたずら好きなトイプードルと暮らす中、2015年夏に、ゆるキャラ系の息子を出産。趣味は旅行と23年間続けているバレエ。安くて可愛い雑貨を探すのが特技。アメリカレポ、主婦としての豆知識などを執筆している。
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