「京都といえば寺社」と思いがちですが、この地を何度も訪れる外国人観光客は、寺社よりも京都ならではのお店に足を運びます。中でも韓国や台湾、香港などアジアの人たちに大人気なのが、本屋さん。京都のこだわり書店を紹介するガイドブックもあるくらいです。彼らをとりこにする本屋さんを5店舗紹介します。
1. 三月書房
まるで古本屋さんのようなアンティークな風情ですが、古書だけでなく新刊も置いてあります。店主が選び抜いた本たちは、他の大型新刊書店ではなかなかお目にかかれません。
書房が建つ寺町通は、お茶の一保堂、洋菓子の村上開新堂、パンの進々堂など京都の名店がずらりと並び、歩くだけでも楽しい観光の要所です。その風情に惹かれて書房に立ち寄る観光客も多いよう。外観がフォトジェニックなので、写真撮影をしている人も見かけます。
[三月書房]
2. 世界文庫
デザイナーの古賀鈴鳴さんが店主の古書店。古賀さんはもちろん、本に一家言あるアーティストたち――たとえばミナペルホネンの皆川明さん、絵本作家の荒井良二さん、文筆家の甲斐みのりさん――がセレクトした本が並んでいます。世界各地からお客さんが訪れ、2016年の3月には台湾のセレクトショップでポップアップショップを開催する予定だとか。
[世界文庫]
3. ホホホ座
ファンキーな蔵書が人気だった「ガケ書房」が生まれ変わり、こちらのお店に。個性豊かな本棚は変わらずで、観光客もアクセスしやすい銀閣寺や哲学の道近くに移転しました。
書籍編集やイベント運営などをマルチに行っているため、ここでしか見つけられない面白本が多々。お店の壁から車が飛び出している外観もユニークで、観光客を連れていけば間違いなく面白がってもらえる本屋さんです。
[ホホホ座]
4. 恵文社
いわずと知れた京都の名書店。台湾発のガイドブックにももちろん載っています。ただ、「書店」という言葉ではその素晴らしさを表せません。新刊、古書、リトルプレス、さらにいえば雑貨や絵画、食料品など、“恵文社的”なあらゆる品々が手に入る、総合セレクトショップともいえるお店です。アートブックや洋書が豊富なので、言葉の壁を越えて本を楽しめるのも魅力のようです。
[恵文社]
5. メリーゴーランド京都店
子どもの本の専門店。胸がきゅんとする懐かしい絵本、紙芝居、おもちゃが並び、併設されたギャラリーも素敵です。子どもの姿より、むしろ絵本好きの大人たちをよく見かけます。絵本はいつ読んでもいいものですもんね。日本語がわからなくても絵本なら楽しめるためか、外国人観光客も気に入るようです。京都で最も賑わうといってよい四条河原町駅から歩いて行けるのもポイントです。
[メリーゴーランド京都店]
[Photo by shutterstock.com]
Misako Treutel ライター/翻訳業
1986年生まれ。大学では英米文学・英語学を専攻していたが、授業そっちのけで留学、国際インターンシップ、旅に明け暮れる。大学卒業後は出版社に入社し、約80点書籍を制作。2015年に退社し、現在は米国シアトル在住。
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