少しずつ春が訪れて来たら、心が弾むような場所へ出かけたいものです。アメリカのニューオーリンズは、ジャズと美食の街。ストリートにはジャズやロックが流れ、ケイジャン料理をはじめとした食も充実。歩き疲れたら、アンティークな路面電車に乗って。素敵な旅が始まりそうです。
路面電車に乗ろう
ニューオーリンズの移動は、アンティークな路面電車(Streetcar)で。赤い電車が、ニューオーリンズの街を彩ります。木製のベンチが良い雰囲気です。緑の路面電車は、世界最古の路面電車だそうですよ。乗り降り自由な1日乗車券3ドル(2016年2月現在)がお得です。
【A St. Charles Streetcar Ride Through New Orleans/GoNOLA】
[RTA– Streetcars]
フレンチ・クォーター(French Quarter)
美しい街並みにうっとり
カラフルな壁、レースのようなバルコニー、花とグリーンのハンギング。美しい街並みに見とれながら、歩きましょう。疲れたら、ビールで喉を潤して。
ストリート・ミュージシャンの音楽に耳を傾けて
バーボン・ストリート(Bourbon Street)
夜になると活気づくバーボン・ストリート。バーやレストランが立ち並びます。
店内から聞こえてくる賑やかな音楽が、誘惑してきますね。夜はまだまだ長いのですから、バーのはしごをしましょうか。
[French Quarter]
ミシシッピー川クルーズ
蒸気船「ナッチェス(Natchez)」でミシシッピー川をクルーズ。船上のBGMは、もちろんジャズ。ブランチやディナーのついたクルーズもあります。
[Steamboat Natchez]
美食のニューオーリンズ
かつてフランスやスペイン領地だった名残り、アフリカ、イタリア、ギリシャ、クロアチア、ベトナム、タイなどの食文化の影響を受け、「クレオール」や「ケイジャン」と呼ばれるニューオーリンズ独特の素晴らしい食文化が生まれ、美食の街と呼ばれています。美味しいものをたくさん食べましょう。
名物 ベニエ(Beignets)
たっぷりの粉砂糖をかけたドーナッツのベニエ。チコリ入りのコーヒーと共に頂きましょう。
ガンボ(Gumbo)
ケイジャン・スタイルのたっぷり具材が入ったスープにご飯を入れたもの。日本人の口に合いますよ。店によって、味付け、濃厚度は異なるので、食べ歩いて比較するのも楽しみ。
ジャンバラヤ(Jambalaya)
スペインの影響を受けたと思われる、パエリヤに似た炊き込みご飯。シーフードなどの具材から出汁がしみて、最高に美味しいですよ。
ポーボーイ(Po-Boy)
フランスの影響を受けたと思われる、サンドイッチ。挟む具材は、牡蠣、海老、なまず、ザリガニなどのフライやビーフなど。
牡蠣(Oyster)
牡蠣は1年中、頂けます。生牡蠣、焼き牡蠣、牡蠣フライなど、さまざまなスタイルで提供してくれますよ。
シーフード
日本人の大好きなシーフードが、たっぷり食べられるニューオーリンズ。牡蠣や海老のほか、名物のなまず(Catfish)、ザリガニ(Crawfish)なども試してみたいもの。
ハリケーン(Hurricane)
ニューオーリンズを代表する、ラムベースのアルコール度の高いカクテル。気をつけないと、台風みたいに吹っ飛ばされます。2005年8月にハリケーン・カトリーナで街の8割が冠水する被害を受けたにも関わらず、カクテル名は変わっていません。
このホテルが気になる
ニューオーリンズ観光に便利な中心地にある、泊まってみたいブティックホテル。
[Loft 523]
ジャズを始めとする音楽、美しい街並み、アメリカでナンバーワンと名高い美食、賑やかで陽気な雰囲気。この世の春が楽しめる、ニューオーリンズです。
[Photos by Shutterstock.com]
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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