「ベター・ハーフ」って？

英語圏では、恋人や配偶者を指して「ベター・ハーフ」と表現することがあります。

ベター・ハーフとは、「魂の片割れ」とでも呼ぶべき存在で、まさに「2人でひとつ」と感じられるような、心も身体もぴったりと重なる相手のことです。

そんな最高のパートナーと出会いたいと、誰もが思うもの。どうすればそのような相手に巡り逢えるのでしょうか。

ベター・ハーフに出会うための条件1 ― 内面を磨く

ベター・ハーフに出会うために大切なことは、出会いを探し回ることではありません。

今のあなたは、あなたが理想とするパートナーにふさわしい相手でしょうか。もしそう思えなければ、理想のパートナーに釣り合う存在になれるよう、まずは自分の内面を磨くことが大切です。

それができていないままむやみに出会いを探しても、おそらくあなたが期待するような結果は得られません。ベター・ハーフとは、あなたの内面が高まって、相手と共鳴したときに出会うことができるものなのです。

出会いを求める前に、まずは自分自身と向き合いましょう。そして、なりたい自分を思い描きながら、新しいことにチャレンジしてみてください。

本を読む、習い事を始める、興味のある資格に挑戦する、一人旅をしてみる、など、あなたが関心のあることで、自分を高めてくれそうだと思えることであれば小さなことからでも構いません。

あなたが思い描くパートナーに素敵だと思ってもらえるような行動や考え方を、日々の中で増やしていくのです。

自分の内面を磨いても一朝一夕に効果が表れるものではありませんし、時に孤独を感じることもあるかもしれません。それでも、半年、一年と続けていくうちに、自分の変化に気付くことができるはずです。

ベター・ハーフに出会うための条件2 ― 素の魅力を出す

ベター・ハーフとの出会いは、あなたが想像もしなかったような形で起こるかもしれません。

婚活パーティのようなセッティングされた出会いの場よりも、むしろ純粋な興味にまかせて出かけたあなたの素が出せる場所で出会うことのほうが多いはずです。

旅先で出会うかもしれませんし、新しく始めた習い事を通じて出会うかもしれません。だからあなたも自分の関心のおもむくままに出かけてみましょう。

そして、あなたが自然体で輝ける場所や過ごし方を見つけましょう。そうすればおのずとあなたの魅力が高まりますし、新たな出会いも生まれます。

そんな日々を積み重ねるうちに、出会ってすぐに互いの気持ちがシンクロするかのように感じられる最高のパートナーとの出会いが訪れるでしょう。

ベター・ハーフは、あなたの内面が磨かれて高まったとき、あなたが輝ける場所で出会えるものなのです。

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春奈

Haruna ライター

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。