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1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿

Posted by: 須沢 悠
掲載日: May 29th, 2016.
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夜景×温泉、そんな日本人にとって最高の組み合わせを体験したことはありますか?
温泉地だとどうしても温泉にばかりスポットが当たりがち。

1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿

昨年12月に新しくオープンした、神戸にある『神戸みなと温泉 蓮』はこの二つを見事に取り揃えています。

関西圏の方はもちろん、その他の地域の方も神戸旅行に合わせてチェックしておきたい、これから間違いなく大人気スポットになりそうなこの温泉宿をいち早くレポートします。

そもそもこの『神戸みなと温泉 連』は神戸港メリケンパークの東側、第一突堤に位置しています。再開発のために神戸市の公募で選ばれたのは『ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド』を運営する株式会社ラスイート。

1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿

これまでだとどうしても「神戸の温泉=有馬温泉」というイメージがありますが、この『神戸みなと温泉 蓮』は神戸の中心、三宮から徒歩でも20分程度(シャトルバスで約5分)、更には元町中華街にも徒歩圏内という、まさに神戸の真ん中と言っても過言ではない場所に位置しています。

次のページではそんな『神戸みなと温泉 蓮』の施設内を紹介していきたいと思います。

入口を入るとどこに来たのかがわからなくなってしまうほどの高級感。温泉宿でありながら高級ホテルと、いいとこどりをした折衷スタイルが新たな魅力です。

1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿

宿泊者の方には素足で、そして浴衣で館内を移動できるような形にし、温泉旅館という昔ながらの日本人がすごしやすい空間になっています。

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一方で部屋の鍵は全てリストバンドで管理。部屋の鍵から、宿泊者専用フロアの鍵、その他の有料サービスの決済などもまとめてリストバンドで管理するあたりは、新しさを感じました。

部屋は全部で90室。その中で78室をしめるのがシーサイドデラックスというテラス付のオーシャンビュー和洋室です。部屋の広さは60㎡(テラス含む)あり、定員が4名。ベッド二台に、加えて布団が敷けるスペースが十分に確保されています。

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ここで少し違和感を感じたことがベッドの置き方。
部屋のベッドを横に並べるのが普通かと思いきや、このホテルでは全てベッドを縦に二台並べてあります。聞いてみたところ、「朝ベッドから起き上がった時に全てのお客様の視界に海が見えるように」とのことでした。

神戸という港町でありながら、あまり海を身近に感じることが少ない街、そんな中で目の前が海というこのホテルならではのロケーションを生かしたベッドの配置になっていました。

1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿

夜になると部屋の大きな窓の外には見事な神戸の夜景。

1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿

これからの季節、部屋にあるテラスで夜風に当たりながら神戸の夜景を堪能する、普段できない贅沢を味わうことで非日常感がぐっと上がるような気がします。

次のページからはみなさん期待の温泉紹介です。

このホテル最大の魅力が地下1150mから湧き出る、源泉かけ流しの天然温泉。施設の名前にもなっている「神戸みなと温泉」は、宿泊客はもとより、日帰りの温泉施設としても利用可能です。

1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿
1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿

屋内大浴場には神戸みなと温泉、炭酸泉、暦風呂という季節ごとに違ったお湯が楽しめるほか、流水式アロマナノミストサウナとフィンランド式ドライサウナという、種類の違うサウナを二つ完備し、様々な好みに対応しているとのこと。

露天大浴場には目玉の源泉かけ流し湯と共に、寝湯や壺湯もあり、これからの季節は特に屋外が気持ちよくなること間違いなしです。

1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿

贅沢な源泉かけ流し湯にどっぷり浸かって空を見上げれば、神戸にいることを忘れてしまいそうなくらいです。

繰り返しになりますがこちらの温泉は日帰りでも利用可能。まだ知る人ぞ知る『神戸みなと温泉 蓮』ですが、リピーターもどんどん増えてきているとのこと。タオルやアメニティも豊富で、まさに手ぶらで温泉が楽しめる施設となっています。

もうひとつこの温泉宿での名物が宿泊者限定のお食事。夕食ブッフェというと少し安っぽさを感じる方もいるかもしれません。

ただここのお食事『ライブ割烹 万蓮』、その場で天ぷらを揚げたり、寿司を握ったり、正直ブッフェという名前でいいのかというほどの料理の質で、“ライブ割烹”の新時代を感じました。

1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿
1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿

数多くの料理の中から好きなものを好きなだけ、ブッフェの楽しさを改めて感じさせてくれるような夕食です。季節によっての限定メニューもあり、このときは竹の子しょうゆ焼き、鰹のたたき等が用意されていました。

地産地消を大事にしているこの宿では地元の食材をふんだんに使っていることも、旅行者の立場からすると非常に嬉しいこと。もちろん朝食ブッフェもメニューが豊富です。

最後にこのホテルのおすすめスポットを2つご紹介します。

最後にこのホテルのおすすめスポットを2つご紹介します。

まずは10Fの宿泊者専用エリアにある「展望大浴場」です。屋外にはラグジュアリー感漂うジャグジーに、目の前に海が広がる展望風呂。
1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿

おすすめの時間帯は営業時間ギリギリの23:00~24:00までと朝の9:00くらいまで。どちらの時間も比較的人が少なく、夜の場合は目の前に広がる真っ暗の海と夜空の星が浮かび上がり、とても幻想的です。何も考えずにジャグジーにつかることで普段の疲れも癒えるような気がします。

もうひとつが「混浴温泉プール」。
一見ここは南国リゾートかと思うようなビーチベッドやパラソルが並んでいます。

1年に1度の大切な日に泊まりたい、全室から夜景が見渡せる贅沢温泉宿

夏季期間中にはプールサイドバーもオープン。宿泊者だけではなく、日帰りでの利用も可能なので、夏にごった返すプールではなく、大人の空間を存分に楽しむことが出来るはずです。それもそのはず、宿泊は小学生以上、日帰り利用は中学生以上の年齢制限があるからなのです。

今回レポートできなかった岩盤浴や展望バーなど、これ以外にも魅力的な施設が多くある『神戸みなと温泉 蓮』、これを読んで泊まってみたいと思った方、そして日帰りでも一度訪れてみたいと思った方、既に日程によっては空室が少ないこともあるようです。

夏になりこれから多くの人が訪れるこちらの温泉宿、一足先に味わってみるとお友達にも自慢できること間違いなし。神戸在住の方はもちろん、関西方面に旅行の予定がある方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

取材協力:『神戸みなと温泉 蓮』
https://ren-onsen.jp/

須沢 悠

suzawa
世界一周をはじめこれまでの訪問国は50ヶ国以上。現在はトラベルコンサルタントとして南米からアフリカ、ヨーロッパ、アジアと様々な地域への旅行手配をしながらTABIZINE運営に関わる。世界中でスポーツを現地観戦することが好き。

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