寒い日々が続くと恋しくなるのがお鍋。熱々のお鍋を食べて、心も体もほっかほかにしたいものですね。都内には美味しいご当地鍋のお店がいっぱいありますが、その中でも一度行ったら病みつきになってしまう! 美味しいご当地鍋の名店をご紹介します。
【博多】プリっとしたもつを何度も味わいたくなる「蟻月」
※写真はイメージです。
恵比寿や渋谷などに店舗がある「蟻月」はなかなか予約が取れないもつ鍋屋としても有名。もつ鍋の種類も豊富で、人気の「白のもつ鍋」は、コラーゲンたっぷりの国産牛のもつを使用しています。スープは数種類の白みそ、昆布、鰹節の出汁、そこに蟻月秘伝のタレが加わり、一度食べたら忘れられない味です。
蟻月には「白のもつ鍋」以外にも九州の甘辛醤油が効いた「赤のもつ鍋」、さっぱりとしたコラーゲンたっぷりの「銀のもつ鍋」、利尻産の昆布出汁であっさりとした風味が美味しい「金のもつ鍋」、韓国産の唐辛子と味噌がベースになったピリリとした刺激が癖になる「炎のもつ鍋」があり、行くたびに違うもつ鍋を味わえるのも魅力です。
各もつ鍋はお取り寄せもこちらから可能で、自宅でもつ鍋パーティーを開くこともできますよ。
[蟻月]
【秋田】なまはげが日本酒を飲みにやってくる!きりたんぽ鍋の「なまはげ 銀座店」
※写真はイメージです。
アツアツのきりたんぽ鍋が食べられるのは銀座にある「なまはげ」。こちらの秋田名物のきりたんぽ鍋はさっぱりとしたスープで、きりたんぽはアツアツでやや甘みがあり、食べ始めると止まらない味です。この鍋は体を芯から素早く温める効果もあるのか、食べてからすぐに全身から汗が吹き出てきました。
また、このお店にはなまはげが各テーブルに突如現れるショータイム? があり、なまはげの大声に本気で驚くお客さんも。筆者がこのお店を訪れた際もなまはげが二度現れ、そのたびに大声で話しかけてきて、おもしろかったです。さらになまはげが自分で持ってきた日本酒のグラスを目の前で一気に飲み干したため、若干酔っ払いのなまはげを見ることもできました(笑)。
実はなまはげが思わず一気してしまうほど種類が豊富で美味しい日本酒がこのお店にはあるんです。その時にしかない日本酒もあるため、店員さんに好みの日本酒の味を伝えるといいでしょう。自分好みの日本酒を味わうことができますよ。きりたんぽ鍋の美味しさも日本酒によってさらに引き立てられます。
[なまはげ 銀座店]
【東京】江戸時代から引き継がれた伝統の味が堪能できるあんこう鍋の「いせ源」
※写真はイメージです。
年に1度は食べたいちょっぴり贅沢なお鍋の一つにあんこう鍋があります。老舗の店舗が多い神田須田町にある「いせ源」は江戸時代からある老舗店。最初はどじょう屋だったそうですが、大正時代にはあんこう鍋専門店に・・・。ここの料理に使用するあんこうは津軽海峡・風間浦沖で水揚げされたもののみ。東京ではここでしか食べることができないあんこうなのだそう。
秘伝の割り下で煮立てたあんこう鍋を老舗のお店で食べる贅沢、ぜひ味わいたいですよね。もちろん「きも刺し」、「あん刺し」といったメニューも楽しめます。
名代あんこう鍋コースをオーダーすれば、あんこう鍋以外のあんこう料理も一通り味わうことができそうです。なんと、お取り寄せも行っていて、こちらのお店の味を自宅で味わうこともできます。詳しくはこちらをご覧ください。
[いせ源]
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【広島】広島名物のかきの土手鍋が食べられる「銀座かなわ」
※写真はイメージです。
広島で美味しいものの一つに牡蠣がありますが、銀座にある「かなわ」では広島産の牡蠣を使用した土手鍋を食べることができます。プリンとした歯ごたえが美味しい牡蠣と味噌の奥深い味わいがたまりません。寒い日に思わず駆け込みたくなるお店です。
こちらの牡蠣の土手鍋は1人前が2,860円(税込3,088円) ※2名様以上~ と行きやすいのも魅力。土手鍋の入ったコースでも 1人前が5,500円~(税込5,940円~)で、思う存分、牡蠣を味わうことができます。この他にも「ふぐコース」「かき丸鍋コース」や「すっぽんコース」などもあり、各コースにプラス2,000円(税抜)で2時間の飲み放題(ビール、焼酎、日本酒、ソフトドリンクなど)にもできますよ。
[銀座かなわ]
【鹿児島】おふくろの味でほっとできる「鹿児島 本家 かのや」
※写真はイメージです。
アットホームな雰囲気でまるで親戚や友人の家でくつろいでいるような気分になれる
「鹿児島 本家 かのや」では、鹿児島の六白黒豚のしゃぶしゃぶ鍋を味わうことができます。
しゃぶしゃぶ鍋には2つのコースがあり、つゆでお肉をしゃぶしゃぶする「六白黒豚つゆしゃぶ鍋コース」と焼肉としゃぶしゃぶを一気に味わえる「六白黒豚焼きしゃぶコース」があります。どちらのコースもボリューム満点でお腹が美味しく満たされること間違いありません。
このお店にはこたつの席があり、とことんくつろぐことができます。鍋とこたつのセットは寒い冬にはもってこい。これ以上の組み合わせはないかもしれません。お鍋に舌鼓を打ちながら、ぬくぬくと美味しい時間を過ごしたいですね。
[鹿児島 本家 かのや]
鍋会の前には、「鍋でやられるとイヤなことワースト5&みんなの食べたい鍋ランキング2016」も要チェックですよ!
[All photos by Shutterstock.com]
Ayami ライター
フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。
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