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ありえない!日本人がオランダで驚いたこと8選〜おしゃべり禁止車両がある!〜

Posted by: 倉田直子
掲載日: Dec 30th, 2016. 更新日: Jan 4th, 2017
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日本とオランダのお付き合いは非常に長く、日本が鎖国していた江戸時代から貿易を通して国交がありました。けれどやはり異文化の異国同士、日本人から見るとオランダにも驚くべきところが沢山あるので、ご紹介したいと思います。


1.世界一長身なオランダ男性

オランダは、男女ともに背が高い人が非常に多いです。もちろん以前から予備知識としてはあったのですが、聞くのと実際に見るのとでは大違い。身長160cmの筆者は、常に人々を見上げる日々です。ちなみに2014年のデータでは、オランダ人男性は「世界一平均身長が高い」と公式に認められています(女性は世界2位)。

[Dutch men revealed as world’s tallest]

2.オランダ人は英語がとっても上手

ありえない!日本人がオランダで驚いたこと8選

旅行者や移住したばかりの外国人にとってありがたいのは、オランダ人の英語力が非常に高いこと。観光地や公共交通機関で観光客に対応してくれる人々は、ほぼ問題なく英語でコミュニケーションがとれると思います。非英語圏の中では、「世界一英語力が高い」というデータもあります(2016年度)。しかも話せるのは英語だけではなく、国民の77%が「オランダ語+2か国語」の3か国語話者なのだとか。なんともうらやましい話です。

3.電車には、おしゃべり禁止車両がある

ありえない!日本人がオランダで驚いたこと8選
(C)Naoko Kurata

オランダの電車には、静かに過ごしたい乗客のためのサイレント車両が存在します。この車両は、基本的におしゃべり禁止。知らずに乗って会話をしていると、決して大声ではなくても周囲から注意されるかもしれません(筆者は経験あり)。外の窓からも「SILENCE」表記が見えるので、乗車前によく確認するようにしましょう。

4.現金で買い物できないお店がある

ありえない!日本人がオランダで驚いたこと8選
(C)Naoko Kurata

【リレー連載】世界のスーパーマーケットをめぐる旅「第2回オランダ編」の記事でもご紹介しましたが、オランダには現金でお買い物できないお店が存在します。スーパーマーケットばかりではなく、街のファストフード店や、美容室などにも「カード決済のみ」の表記が見受けられます。お店にとっては、現金を店内に置かずに済むことで、泥棒対策にもなるメリットがあるようです。そして駅の切符販売機でも紙幣が使えないマシーンが存在するので、オランダ旅行の際には、クレジットカードを持参することをお勧めします。

(次のページに続く)

5.コロッケの自動販売機がある

オランダ人の国民食といっても過言ではない「クロケット」(kroket)。日本のコロッケのもとになったとも言われています(諸説あり)。「今すぐ食べに旅立ちたい!オランダの絶品B級グルメおやつ4選」でも紹介しましたね。

屋台やファストフード店で気軽に食べられる食べ物のひとつでもあるのですが、大好きすぎて「いつでも温かいクロケットを気軽に買える」クロケットの自動販売機まで作ってしまったのです。

6.街には、昔ながらの景色が普通に残っている

ありえない!日本人がオランダで驚いたこと8選
(C)Naoko Kurata

国土が日本の九州ほどの面積しかない狭いオランダですが、昔ながらの街並みの保存には力を注いでいます。普通の住宅街を歩いていても、突然目の前に風車が表れて驚くこともしばしば。天気の良い日は、街で何を撮影しても絵になります。

7.オランダ人の家の中は、外から丸見え

ありえない!日本人がオランダで驚いたこと8選

オランダの住宅街を歩くと、彼らがカーテンを閉めずに家の中を通行人から丸見えにしていることに気づくかもしれません。これはオランダが質素・倹約を良しとするプロテスタント(キリスト教の一派)の国なので、「私はこんなに質素にしていますよ、悪いことをしていませんよ」というアピールなのだそう。だからといって、興味本位にじろじろのぞき込むのはマナー違反なのだとか。

8.子供も快適?大型荷台つき自転車

ありえない!日本人がオランダで驚いたこと8選

「オランダ人は自転車に乗って生まれてくる」という冗談があるほどの自転車大国。さすがに自転車に乗って生まれてはきませんが、生まれてすぐに自転車に乗せられています。筆者がオランダに来て驚いたのは、上の画像のような大きな荷台付き自転車(Bakfiets)の存在。「注目されること間違い無し!世界の奇妙な自転車5選」で紹介したデンマーク生まれのクリスチャニアバイクにも似ています。

ありえない!日本人がオランダで驚いたこと8選

子育て中のオランダ人は、父親でも母親でも、このBakfietsを利用している人が非常に多いです。荷物も子供(複数)も同時に大量に運べるので、子育ての強い味方ですね。シートベルトも付いているので、子供の安全もしっかり考えられています。さすが自転車大国!

「日本人がオランダで驚いたこと」、いかがでしたでしょうか。
こういう違いがあるからこそ、旅は楽しくなりますよね。こらからも、様々な違いを楽しんでいきたいと思います。

[Photos by Shutterstock.com]

倉田直子

Naoko Kurata ライター
オランダ在住ライター。元バックパッカーの旅行愛好家。2004年に映画ライターとしてデビュー。2008年、北アフリカのリビアへ移住後に海外在住ライターとして活動スタート。2011年から4年間のUKスコットランド生活を経て、2015年夏にオランダへ再移住。著書「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0758JCDTM/


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