> > > > 連載小説「迷える女子に、幸せ行きの切符を」第3話/幸せを共有したい人

連載小説「迷える女子に、幸せ行きの切符を」第3話/幸せを共有したい人

Facebook はてなブックマーク LINEで送る コメント

台湾1日目。PM1:00

連載小説「迷える女子に、幸せ行きの切符を」第3話/幸せを共有したい人

今回の旅行の1日目はとにかく美味しいものを食べる、観光する、2日目はゆっくりすること、と決めた。自分の時間を仕事以外でプランニングするのは初めてだった。「どこでいつ何をするのか」「何を食べるのか」「どこのお店で食べるのか」全て自分で決めた。「目的のものを食べるためにお店を調べて選ぶ」という行為自体が千晴にとっては新しいことだった。

最初に向かったのは、ガイドブックでも紹介されていて、真由も「とりあえず鉄板だから」と勧めてきた小籠包屋さん「鼎泰豐(ディンタイフォン)」。観光客が多く、日本人もちらほら見かけたが、同じ観光客らしい中国人の声の大きさや話し方に圧倒されて思わず「すごい・・・」と口に出た。

15分ほど待ったところでお店の中に案内され、「うまく注文できるだろうか?」との千晴の不安をよそに、紙のチェックシートに記入するタイプのものだったので、苦もなく注文できた。

連載小説「迷える女子に、幸せ行きの切符を」第3話/幸せを共有したい人

小籠包と肉まんを注文し、真由から教わった通りに小籠包の汁をこぼさないように食べると、肉汁が口の中いっぱいに広がり「美味しいー」と心の底からの幸福が溢れてきたが、同時に想像以上の熱さに戸惑った。

その後、少し歩いたところにもう1つ行ってみたい小籠包屋さんがあったので、「小籠包ならいくらでも食べられるんじゃないだろうか」と思いながらお店を探した。そこは観光客向けというよりも地元の人が来るような雰囲気で少し入るのに緊張したが、「せっかくの1人旅」と足を進めた。

連載小説「迷える女子に、幸せ行きの切符を」第3話/幸せを共有したい人

今度は海老小籠包を注文。ついさっきまで「いくらでも食べられる」と思っていたのが嘘のようにおなかいっぱいになってしまったので、そのままお茶を頼んでガイドブックを開きゆっくりすることにした。

さらなる台湾を求めデートスポットとしても有名な淡水へと向かい、お腹いっぱいとは思いつつもデザートは別腹と思い直し、「アイスモンスター」という原宿にできたと話題のかき氷店に行った。

連載小説「迷える女子に、幸せ行きの切符を」第3話/幸せを共有したい人

1人で食べるには大きすぎるかき氷を食べ終わる頃、ようやくホテルのチェックインの時間となり、部屋に入るとやはり疲れていたのか食べすぎたのか、睡魔に襲われ1時間ほど眠りに落ちた。ふと目が覚めた時には夕方で、憧れの「九份(きゅうふん)」に向かうにはちょうど良い時間だった。

(次のページへ続く)

>>>台湾までのお得な航空券は今いくら?

, | 豆知識,アジア,台湾,豆知識


台湾の豆知識関連リンク


悠遊カード 悠遊カード
桃園空港MRT 桃園空港MRT

あっという間に宜蘭駅へ あっという間に宜蘭駅へ

猫1 猫1
JAL機内食2 JAL機内食2


1 2 3 4 5 6 7 8 NEXT

#小籠包 #小説



豆知識 アジア 台湾 豆知識