冬のオーロラ観賞で有名な北極圏の街ロバニエミ。夏には清々しい緑あふれる風景が広がり、穏やかで心地よい気候が魅力。現地ツアー「サンタクロース・サファリ」は、人気のサンタクロース村や地元の民家などを訪問し、ラップランドの伝統料理が味わえるなど充実した内容。今回は筆者自身が体験したツアーをご紹介しましょう。
ツアーはリバークルーズからスタート。心地よい風がなびきます。
川岸にはフィンランドらしい美しい緑の風景。
まずはロバニエミの伝統的な民家を訪問。絵本に登場しそうな木で作られたかわいらしいお家です。
外観のみならず中もウッディで温もりある雰囲気。フィンランドではほとんどのお宅にサウナが設置されて、毎日汗をかいて健康管理をしているのだそう。また日頃の暮らしぶりなどのお話も聞くことができました。
続いてトナカイ牧場を見学。トナカイはロバニエミを含むラップランド地方では欠かせない存在なのだそう。
かなり近くまで寄ることができます。大きな角にはうっすらと毛がはえていて、1年に1回生え変わるのだとか。
続いてラップランド地方の少数民族でもあるサーミ人のテントを訪問。伝統的な暮らしや文化について教えていただけました。
ランチはラップランドの伝統料理をいただきます。
メインはトナカイ肉の煮込み。ベリーソースをかけて食べるのがフィンランドでは定番なのだそう。ベリーソースの甘酸っぱさがトナカイ肉のクセを消してくれるので美味しくいただけました。
ロバニエミを代表する観光スポット「サンタクロース村」。サンタさんと一緒に写真撮影できるサンタクロース・オフィスやクリスマスグッズのお店などがあり、夏でもクリスマス気分を味わえます。
サンタクロース村には北極圏を示すラインも。日本からやってくるとはるか北にやって来たことを実感できます。
サンタクロース・サファリは6時間で大人153ユーロ。現地ガイドによる案内付きで、宿泊するホテルまでの送迎サービスもあるのでとても便利です。ロバニエミの文化やクリスマス気分を楽しみたい時に利用してみてはいかがでしょうか?
[Lapland Safaris]
[Photos by Nao & shutterstock.com]
Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。
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