日本発祥の絵文字。海外でも”Emoji”として、世界的に浸透しています。異文化、異言語であってもコミュニケーションが取れる、世界共通のコミュニケーション・ツールと言えるでしょう。友人にメールする時、絵文字を入れなきゃ落ち着かないあなた。確かに、メールが感情豊かで華やかになりますね。では、実際に絵文字と同じ表情ができるでしょうか?
資生堂が2017年4月14日(金)~4月15日(土)に、SNSを週に1回以上利用している全国の10~50代の女性500人(各年代100人)に、SNS・メールと日常生活における「表情」に関する調査を行いました。絵文字利用率の高い年代は?そして絵文字を利用する利用は?あなたと同じでしょうか?
女性の7割以上が、SNS/メールにおいて絵文字を多用している
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なんと女性の72.4%が、ほぼいつも絵文字を利用していることが分かりました(図-1)。みんな絵文字が大好きなのですね。
絵文字を利用する理由は、「自分の気持ちを伝えやすいから(55.6%)」の絵文字依存型、「雰囲気がよくなるから(46.2%)」「コミュニケーションが円滑になると思うから(40.7%)」のイメージ先行型、「絵文字顔がかわいいから、文面がかわいくなるから(39.8%)」のカワイイ文化大好き型が上位を占めています(図-2)。自分の気持ちを説明しなくても、絵文字が代行してくれるというラクさもあるでしょうね。
絵文字を利用する頻度が高い年代は
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1日に行うSNS・メールのうち8割以上絵文字を利用する人は、30代・40代がともに49.0%。10代は31.0%という結果です。絵文字を多用するのは10代よりも、大人の30代・40代が多いとは、意外でした。
SNSやメールではできるのに・・・
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SNSやメールでは表情豊かに絵文字を使っているけれど、日常生活はどうでしょうか。
図-3の結果とは逆に、10代は日常生活で表情豊か、20代以降は表情で感情を表すのが苦手になっているようです。
<調査概要>
■実施時期 2017年4月14日(金)~4月15日(土)
■調査手法 インターネットリサーチ
■調査対象 SNSを週に1回以上利用している、全国の10~50代の女性500人(各年代100人)
※「SNSを利用」の定義:Facebook/Twitter/Instagram/mixi/LINE いずれかで週に1回以上、投稿あるいは返信をしている人。閲覧のみは対象としない。
資生堂は、Web動画「EMOJI-GAO CHALLENGE」を2017年6月1日から特設サイト内で公開していました。
自分の使う絵文字と同じ顔をしてみよう
(C) PR Times
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この動画を見て気がつくのは、「感情表現豊かな顔は美しい」ということ。年齢が若いほど、人目を気にせず表情が豊か。言い換えれば、大人になるほど表情が少しずつ乏しくなっているのかもしれません。でも、絵文字を真似ている顔は、どの年代も輝いて美しいと思いませんか?
筆者はニューヨーク在住ですが、アメリカ人はよく笑い、感情を表情でアピールし、シワは気にしていないようです。欧米は「個人の考えや感情を求められる」文化なので、感情表現も豊かになるのでしょう。反してアジア系は「皆に倣(なら)う」文化ゆえ同意の表情が得意で、大げさな感情表現は苦手なのかもしれません。
日本人は感情が分かりづらいと言われますが、絵文字では表情豊か。では、まずは絵文字と同じ表情の練習から始めるとよいかもしれませんね 。メールでは感情豊かなのに、実際に話している時は無表情な人だと思われないようにしたいものです。表情豊かなあなたは、とても魅力的ですよ。
シワや人目を気にせず、もっと絵文字顔をしましょうよ。
[10~50代の女性が挑戦! モニターに映し出された絵文字と同じ表情を出せるのか『資生堂 表情プロジェクト』Web動画「EMOJI-GAO CHALLENGE」を6月1日から公開]
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sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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