鳥取県の和牛ブランド「大山黒牛（だいせんくろうし）」を、地元の鳥取県以外で唯一、焼肉で楽しむことができるお店「焼肉　強小亭GINZA」が3月26日に東京・銀座にグランドオープンします。

今回のオープンに先駆けて、3月16日から1日10組様限定のプレオープン特別コースも登場。3月26日のグランドオープンより一足先に大山黒牛が堪能できます。

鳥取県の和牛ブランド「大山黒牛」とは

鳥取県の和牛ブランド”大山黒牛”。均一に脂が入っているので、非常にさっぱりとした霜降りと赤身のバランスで、重さを感じさせないお肉なのです。

そのおいしさはまさに折り紙付き。昨年開催された和牛の改良の成果や、その優秀性を競う和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」で、見事1位を獲得しました。

鳥取県で飼育されている大山黒牛の数は130頭。生産者の西田さんが、家族同様大事にして育てているという大山黒牛は、1か月に2頭しか出荷することができないという貴重なお肉。

そんな西田さんが「肉になってもかわいい牛」と断言する大山黒牛を使ったメニューを一部紹介します。

大山黒牛を使ったバラエティ豊かなメニュー

こちらが前菜。左上から、大山黒牛 雲丹　山葵、鳥取産甘蕪　菜花　カラスミ、鳥取さん新玉葱　黄身酢、大山黒牛握り　大山醤油。うつわや盛り付けも美しく、こだわりが感じられます。

続いて、赤身の焼物が登場。カメノコとイチボです。

焼物はすべてお店のスタッフが焼いてくれます。美味しい焼き方を熟知したスタッフが焼いてくれるので、一番良い状態のお肉をいただくことができます。

もちろん、焼き加減の好みがあればそれを伝えればOK。その通りに焼いてくれますよ。

お好みで、塩かわさびをつけて。こちらの塩も鳥取県のものだとか。

筆者はシンプルに塩をつけていただきました。お肉本来の味が充分に感じられます。これが鳥取のブランド牛、大山黒牛の味。

赤身の焼物のあとは、霜降りの焼物が登場。ザブトンの焼しゃぶを出汁をかけていただきます。

箸休めの生野菜。すべて鳥取県産の根菜と青菜。お肉の合間に、さっぱりと食べられます。

焼物　ホルモンは上ミノが登場。ミノらしい、コリコリとした食感。噛めば噛むほど、お肉の旨味が溢れだします。

焼物の締めはサーロインのすき焼き。こちらも鳥取県産の高級卵、天美卵をつけていただくという何とも贅沢なすき焼きです。

天美卵は黄身の黄色が濃くて鮮やか。天美卵は放し飼いと自然素材の飼料によって生まれた栄養満点な卵なんだとか。お肉だけでなく、他の食材もすべて鳥取県産にこだわっています。

天美卵は、卵くささがなく食べやすい卵。卵の濃厚な甘みと柔らかくて旨味のあるお肉が見事に調和します。

食事の締めは、鳥取県産のごはんを使った時雨煮とスープ、そしてデザート。

時雨煮の上品な味が、食事の締めのご飯に最適。焼物とはまた違う、お肉の旨みを感じる味でした。デザートは、桜があしらわれています。季節感があっていいですね。

最後まで、盛りだくさんで贅沢なお肉メニューの数々なのですが、大山黒牛の特徴、お肉の旨味があるのに軽さがあるので、胃もたれするなどの不快感が全くないのです。あまり沢山お肉を食べられない筆者も、納得の軽さでした。

1日10組限定のプレオープン特別コースが登場

3月26日のグランドオープンに先駆けて、3月16日（金）～4月14日（土）に期間中、プレオープン特別コースが楽しめます。期間中の予約で、通常15,000円（税別）が10,000円（税別）ワンドリンク付きで楽しめるそう。オフィシャルサイトまたは電話で予約受付中です。

大事に飼育された鳥取県のブランド牛、大山黒牛にふさわしい、随所にこだわりの感じられるお肉料理の数々。是非、実際にお店で味わってみてください。

[Joel dinner]
[All Photos by Chika]

Chika

Chika

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。