
I:「街はいつも賑やかで常に動いている。」

「東京で迷子になるのは簡単」「巨大な高層ビル、ネオンサイン、ふくろうカフェ、メイド喫茶、アニメショップ、数えきれないほどの飲食店、カラオケ・・・」。
活気がある東京では、「人心地つくには少々努力が必要」だとも。映画「ロスト・イン・トランスレーション」でもちょうどそんな東京の姿が描かれていますね。
S:「食い倒れが起こりうる国」
記者は、「日本は食べ物が素晴らしいので、食い倒れで本当に破産へ突き進む可能性がある唯一の国」としています。実際、こんなに一定以上のクオリティが保たれている国も珍しいですよね。
I:「近代と古代の融合」

これも定番ですね。「超モダンな建物の足元には古い伝統的な商店、緑地、美しい神社やお寺が・・・」「東京は最先端の近代性と古代の日本文化が出会う街」。それはロンドンにも通じると思うのですが・・・。
S:「日本人は何料理でも、本国以上にうまく料理する。」

「日本人は和食だけでなく、洋食も私たちよりうまく料理する。どの国の料理でも」。たしかに、日本でのアレンジでさらにおいしくなっている料理もありますね。また、「フランス人への侮辱と言えるほど洋菓子は完璧」とも言っています。「ビールは常に冷えたグラスでサーブされる」「日本人はビール提供の仕方を知っている」と、ビールが愛される国からのお褒めの言葉が出ました。「マクドナルドのハンバーガーでさえ絵画のよう」これは気づきませんでしたが楽しい表現です。日本独自のメニューのことを指しているのでしょうか?
I:「ディナーに比べてランチはお得」
事情通の情報として、「東京の超高級レストランにおいて、ディナーに比べてランチは本当にお得なことがある」としています。そこには素材の違いやら、スタッフの違いやら、いろいろからくりがあるのでしょうが、やはりお得気分になりますよね。
S:「サービスチャージが要らないのが最高!」
Iでも「チップ文化がないので、チップは拒否される」としています。実際はお店によりますが。Sは「チップはひどい侮辱にあたる」とまで書いています。チップ文化の国の人にとっては、大分お得に感じますし、気が楽ですね。
I:「タクシーは安くはないけれど、プロフェッショナルで誠実」
「東京は徒歩や公共交通機関で回れる」といった説明と共にタクシーにもふれています。制服にも安心感がありますね。昨年から都内などで初乗りが400円前後になったのは、筆者的には大分安く感じていますが。
S:「神社仏閣はディズニーランドのよう」

「日本の神道・仏教はとても双方向の宗教で、お寺に行くのはディズニーランドに遊びにいくような気分」としています。なぜなら、「這いながら進むスピリチュアルな木の切り株、コインを投げる幸福の井戸、水を飲むための魔法の川、浄化のための煙、おみくじがある」からとのこと。
ヨーロッパの中で訪日する旅行者が一番多いイギリス。記事を読んだ読者も日本に興味を持つといいなと思います。
参考
[INDEPENDENT]
[THE SUN]
[All Photo by shutterstock]

Shio Narumi ライター
イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。
「ビール村」に「卵とベーコン湾」、長すぎて読めない村名も!世界のユニーク
Feb 15th, 2021 | 坂本正敬
先日、AFP通信(フランス)の記事を読んでいたら、オーストリアにある「Fucking村」が、「Fugging村」に改名したというニュースを見つけました。Fucking(「くそ」などの意)の言葉には好ましくない意味が込められているので、SNSで世界中からからかわれている現状に、我慢ができなくなったという背景があるみたいですね。そこで今回は同様に、世界のユニークな地名を取り上げ、その背景を紹介したいと思います。
イギリスでは毎週金曜日はフィッシュ&チップスを食べるって本当!?
Mar 6th, 2020 | フレッチャー愛
イギリスでは金曜日になるとフィッシュ&チップスショップが大混雑するって知っていましたか? 金曜日はお魚を食べることが習慣になっているイギリス。1週間の他の曜日の献立も紹介します!
在住者が教える、ヨーロッパのマナー!土足禁のおうちが増えているって本当!
Jan 30th, 2020 | フレッチャー愛
ヨーロッパでは、最近若い世代を中心に「室内は土足禁」で生活する人が増えてきているのをご存じですか? 今回はイギリスにて実際に現地調査した結果と、招かれたお宅での靴に関するマナーをご紹介します。
イギリス流のマナーを在住者が指南!19時開始のパーティ、何時に行くのが正
Jan 20th, 2020 | フレッチャー愛
イギリスでは暗黙の了解で招待されたパーティへ敢えて遅れていくことが常識となっています。少人数でのディナーパーティ、大人数でのバースディパーティ、結婚式の2次会、職場のクリスマスパーティなどシーンごとにどのくらい遅れていくのが正解なのかを解説します!
ありえない! 日本人がイギリスの食卓で驚いたこと5つ 〜朝からそれ食べる
Jan 10th, 2020 | sweetsholic
TABIZINEライターが、各国でのサプライズ経験を綴る「ありえない! 日本人が○○で驚いたこと」シリーズ。今回はイギリス出身の友人・知人の多い筆者が、現地の食卓で驚いたことをお伝えします。
消費税0%のケーキと消費税20%のビスケット。その違いって何?【イギリス
Oct 26th, 2019 | フレッチャー愛
10月1日に消費税の増税が始まりましたがみなさんはもう慣れてきましたか?イギリスの消費税に当たるVATは現在20%。ところが、チョコレートケーキは消費税0%に対して、チョコレートビスケットは消費税20%。そこでイギリスで物議をかもしたジャファケーキ(Jaffa cakes)という名前のティータイムに人気のお菓子についてご紹介します!
ヴィーガン発祥の地・イギリスで見る「ヴィーガン」というライフスタイル
Oct 9th, 2019 | フレッチャー愛
最近よく聞くようになった「ヴィーガン」(完全菜食主義)をご存じですか?その発祥地イギリスでは、ヴィーガン人口が確実に増えています。今回は、イギリスで手に入る手軽なヴィーガン食の紹介と、ヴィーガンの根底にある「人間が自然から搾取をしない」ためのヴィーガン流ライフスタイルについてご紹介します。
クロテッドクリームが先?ジャムが先?スコーンのおいしい食べ方の正解とは
Sep 25th, 2019 | フレッチャー愛
イギリスでの優雅なティータイムの主役はなんといっても、ジャムと日本でも最近手に入りやすくなったクロテッドクリームたっぷりのスコーン。今回は、イギリス、エリザベス女王も認める正統派英国式おいしいスコーンの食べ方と、意外なクロテッドクリームの楽しみ方をご紹介します。
日本と違う!イギリスの賃貸物件システムのいいところ
Jul 4th, 2019 | 鳴海汐
国が違えば、「当たり前」なこと、つまり常識が違います。たとえば、日本では必須の勤務先や収入の証明が要らない物件がイギリスでは少なくなかったりします。ほかにも部屋を借りるのに、日本と違って便利だなと思うところがあったのでいくつか紹介しましょう。
有名アーティストの作品展示も!イギリス世界遺産「王立キューガーデン」見ど
Jul 3rd, 2019 | 鳴海汐
世界で最も有名な植物園のキューガーデンは、ロンドン一大きな世界遺産でもあります。とにかく広大な敷地なので、くまなく見るのは至難のワザ。今回は、初心者でも楽しめるよう、いくつか見どころをピックアップしました。実は、ディテールが魅力だったりするのです。