アメリカのアカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジアが、2012年から授与している「観光映像大賞(観光庁長官賞)」。年間を通じてご当地映像を紹介するプロジェクト「旅もじゃ」では、観光映像大賞の応募作品の中から選ばれる、「旅もじゃ賞」10作品が決定しました!
今回、2018年10月16日~12月31日の応募作品63点の中から「第2期旅もじゃ賞」に選ばれたのは10作品。旅もじゃ賞は、第8回観光映像大賞の募集期間内である、2018年8月1日(水)~2019年2月28日(木)の間、3回に渡って選出され、旅もじゃ賞受賞作品から、観光映像大賞のファイナリスト作品が選ばれます。今回旅もじゃ賞に選ばれた、10作品をご紹介。
大杉漣さんの遺作や、栃木県の佐野ブランドキャラクター「さのまる」が熱演する作品もありますよ。第2期旅もじゃ賞受賞情報掲載URLはこちら。
目次
蘋果派 APPLE PIE(岩手県奥州市)
NICOは迷子だった。答えを探すべく台湾から幼い頃住んでいた奥州市へ。そこには昔と変わらない風景が広がっていた。蘇る思い出と探していた母親の存在がNICOの中で一つになっていく。忘れられない想い出の味に出会った時、母の言葉がNICOの背中を押す。『不用擔心,一切都會很好的』。
あなたとわたしの美浜陽光の旅 女子旅編(福井県美浜町)
日本が大好きな台湾女子大生3人組は、台湾での日本語の先生に「素敵な町だよ」と福井県・美浜町を教えてもらう。先生から地図だけを受け取って美浜町にやってきた3人は、東京や大阪にはない日本に出会う。最高の夏が満喫できる美浜町!「ガイドブックにはない旅」を求めて、元気な女子旅がはじまる。
Izumo,Japan 4K (Ultra HD) – 出雲(島根県出雲市)
日本海に沈む夕日の美しさや人々の祈りの歴史、出雲が誇る豊かな自然美や伝統文化を受け継ぐ職人による匠の技などに焦点を当てたPR動画です。 神聖な空気が漂う数々のシーンから、人々が夕日への畏敬の念を抱き続けてきたことを感じる『Izumo』。「日が沈む聖地」が生み出した『Izumo』ならではの景観、歴史、文化を世界に発信しています。
神楽鈴の鳴るとき(山梨県)
フルート奏者の鏡子(加藤明子)と剣(白石朋也)はオシドリ演奏家夫婦として知られていたが、不妊をめぐる剣の一言が原因で、離婚の危機を迎えていた。そんなとき、義理の父(大杉漣)から、事故で両親を亡くした姪っ子の鈴(濱田ここね)を、養子に迎えて欲しいと頼まれる。 鈴は、両親が健在であることが条件の、千年の伝統を持つ河口の稚児舞の舞手であった。稚児舞は続けたいが、新しい両親に抵抗がある鈴。夫とは和 解したくないが、鈴のことが気になっていく鏡子。ともに自分でコントロールできない「命」というものに向き合う二人の関係は・・・
KUSHIRO Hokkaido Japan in 8K HDR – 釧路 (北海道釧路市)
釧路湿原や阿寒湖などの大自然や、アイヌ文化、炉端焼きなど、北海道でもここにしかない魅力を、8K映像と美しい音楽だけで繊細に描き出す。ノンバーバル・イマーシブな構成により、まるでその場にいるような臨場感で 「kushiro」を世界に発信する。
田歌の祇園さん(京都府)
毎年7月14日に京都府南丹市美山町で行われる田歌の祇園さん。 300年以上も口伝で受け継がれてきたお祭り。現在も親から子へ、また 新しい移住者とともに連綿と受け継がれています。
遅刻忍者(愛知県)
忍者がまさかの遅刻!? セントレアで「名古屋城へ御急ぎを」との手紙を受け取る忍者・服部半蔵。 名古屋城への道中、敵に追われながらも、吹き矢などの忍術や、バク宙・バク転のアクロバット、ビルからビルへ回転ジャンプして飛び移るパルクールなどを駆使し、攻撃を交わしながら愛知県中を急ぎ進んでいく。セントレア、大須 観音、オアシス21、名古屋テレビ塔まで。半蔵は果たして間に合うのか!?
DOTAMA “MY CITY”(栃木県佐野市)
2018年。栃木県佐野市。佐野ブランドキャラクター「さのまる」は、佐野市の魅力を伝えるため日々奮闘していた。そんなさのまるの目の前に、佐野市出身のラッパー「DOTAMA」が現れる。二人は意気投合し、生まれ育った街の素晴らしさを伝えるため特訓を開始する。特訓の最中も佐野市の人々の優しさ に触れながら、努力し続けるさのまるとDOTAMA。そんな中、徐々に特訓の 成果が見え始め・・・。
飛んでるローカル豊岡~Think Local, That’s Global~(兵庫県豊岡市)
豊岡市の魅力や価値、取組みを、「飛んでるローカル豊岡」というスローガンで表し、動画を制作しました。大都市は人をひきつけ、グローバリゼーション魅力的だが、豊岡は、別の道を進むことを決意。ローカルはむしろチャンスと捉え、様々な取り組みを進めてきた。コウノトリの野生復帰を実現し、生きものを育む、新しい農法を広げた人たち。近畿最古の芝居小屋を復元し、歌舞伎をまちの顔にした人たち。日本一のカバン産業を世界一にすべく、学校までつくってしまった人たち。演劇を通して言葉を超えたコミュニケーションを、自分のものにする子どもたち。このまちにしかない資産を活かし、新たな価値を生み出していく。ローカルをつきつめた先にグローバルがあると信じて。挑戦をつづける豊岡市に、会いに来てください。
日本の中心で愛を叫ぶ~ど真ん中ウェディング~(長野県上伊那郡辰野町)
NHKにも日本のど真ん中に選定された長野県辰野町で、婚約をしている恋人達が自転車に乗り大自然を感じながら様々なミッションをクリアし、辰野町役場に婚約届を提出します!
2018年8月1日(水)~2019年2月28日(木)応募作品から1作品に観光映像大賞(観光庁長官賞)が授与されます(予定)。
※受賞者には、授賞式にて賞状の授与を行います。
●旅もじゃ賞(観光映像大賞 中間賞)
ショートショート実行委員会が運営するご当地まとめサイト「旅もじゃ」が、観光映像大賞のファイナリスト候補として3期に渡って選出するアワード。
1.第1期:8月1日~10月15日に応募のあった作品より10作品選出
2.第2期:10月16日~12月31日に応募のあった作品より10作品選出
3.第3期:1月1日~2月28日に応募のあった作品より10作品選出
※受賞作品は、旅もじゃサイトで発表いたします。
■受賞発表: 観光映像大賞 2019年6月(予定)。
※米アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA) 2019」内で発表を予定。
[ショートショート実行委員]