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【新型コロナウイルス続報:4月18日更新】NYおこもり生活5週間、ニューヨーカーは自宅で何してる?

Posted by: 青山 沙羅
掲載日: Apr 18th, 2020.

日本では首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、2020年4月7日(火)、政府が7都府県に緊急事態宣言を出しましたが、16日(木)には対象を全国に拡大しました。感染を防ぐため、外出は自粛の方向ですね。日本より3週間先に、おこもり生活が始まっているニューヨークでは、ニューヨーカーは自宅で何をしているのでしょうか。あなたのおこもり生活のヒントになるかもしれません。

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(c)shutterstock.com


ニューヨークでは外出できるの?

ニューヨークでは、2020年3月16日(月)に公立学校を閉鎖、エッセンシャル・ビジネス(生命線に関わる、必要不可欠な業種)以外は、自宅勤務せよとの行政命令が出ました。この日から、ほとんどのニューヨーカーが外出禁止になり、おこもり生活も5週間になろうとしています。

ニューヨークは行政命令で「外出禁止令」が出ているため、外出が許されるのは、

エッセンシャル・ビジネス(生命線に関わる、必要不可欠な業種)の通勤・業務
スーパーマーケットやデリへの食品や消耗品の買い物
犬の散歩など
必要不可欠な用事(通院、郵便局や銀行へ行くなど)

とされており、町中はパトカーやシェリフ(保安官)カーが巡回中。周囲と6フィート(約1.8m)以上の距離を置くsocial distancing(ソーシャル・ディスタンシング)を実施し、規模を問わず、集団行動やスポーツは不可となっています。守らない違反者には1,000ドルの罰金です。

当初は身体をほぐすためのウォーキングやジョギングは許されていたのですが、公園は閉鎖、連日TVやインターネットから「Stay at home(おウチにいましょう)」と説得され、日に日に外出しにくくなりました。当初見かけたジョギングしている人も、最近はほぼ見かけなくなりました。人数に関わらず、誰かを訪問したり、会合を持つことも許されていません。スーパーマーケットに買い出しに行くのは5日に1回ほどですが、開いている店が少なくなったため、入店待ちの列は長くなり、最低30分〜1時間は店外で待たされます。

さて、ニューヨーカーは自宅で何してる?

新型コロナウイルス感染拡大のダメージで人生が一変し、不安を抱えているのは全世界的に一緒。そんな中、ニューヨーカーは自宅でいったい何をしているのでしょうか。

・食べる
・今までのハードな生活で寝られなかった分ひたすら寝る
・YouTubeで動画三昧
・Netflixなどストリーミング配信で映画を山ほど見る

話を聞いてみると上記が多かったです。全世界的に同じかもしれませんね。

上記以外はどうでしょうか。

記者会見を毎日見る

https://youtu.be/rfUGjwPk3zk
クオモNY州知事の記者会見(2020年4月8日) Flags to Be Flown at Half-mast in Honor of Those We Have Lost to COVID-19/NYGovCuomo

毎日欠かさずしていることの一つは、土日も含め連日行われるトランプ大統領、NY州知事、NY市長の記者会見を見ること。圧倒的人気は、リーダーシップを発揮しているクオモNY州知事で、ニューヨークのみならず、他州からも支持が高いです。

クオモNY州知事は、父親に続き親子2代の州知事で、政治家の経験値も高いのだと思いますが、抜群のリーダーシップ。連日の記者会見はほぼ原稿を眺めることもなく、説得力を持って、事実やデータを語ります。そして、時に私たちを励まし、時に私たちを叱り、時に自分の弱みを見せ、「NYのお父さん」さながら。今日は彼が何を言うのかと、皆が期待しています。

よく考えられた名スピーチが多く、2020年4月8日のスピーチは歴史に残る名言。ハッとして、気持ちを改めたものです。拙い意訳ながら、訳してみました。

When will we return to normal? I don’t think we return to normal. I don’t think we return to yesterday, where we were. I think if we’re smart, we achieve a new normal.

いつ、日常に戻れるかって?
もう、今までの日常に戻れるとは思わないよ。
同じ昨日には、戻れないだろう。
私たちが現状から学んで、これから新しい日常を生み出すんだ。

意訳:青山沙羅 2020年4月8日 クオモNY州知事のスピーチから

Flags to be Flown at Half-Mast in Honor of Those We Have Lost to COVID-19-New York State
https://www.governor.ny.gov/news/video-audio-photos-rush-transcript-amid-ongoing-covid-19-pandemic-governor-cuomo-directs-flags

かつてなくニュースを連日見ているので、個人的にはリスニングのスキルアップも期待したいところですが、どうでしょうか。

ペットをアダプト

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子どもの学校が閉校になっていることもあり、自宅での遊び相手や友人が欲しくなったニューヨーカー。シェルター(保護施設)へ、犬や猫のアダプト(里親)の申し込みが殺到。

ただし、現在ほとんどのシェルターは感染を防ぐため、オンラインで予約制です。

■ 参照記事
NY Animal Shelters See a Spike in Fostering, Adoptions Amid COVID-19 Outbreak-NBC New York
https://www.nbcnewyork.com/on-air/community-top-stories/clear-the-shelters/ny-animal-fostering-adoptions-on-the-rise-amid-covid-19-outbreak/2367672/

友人とテキストやLINE

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「どうしてる?」「変わりない?」と友人や知人へ、テキストやLINEでメッセージを送ります。皆暇なので、始まるとキリがなく、何人か複数名とやりとりしていることも。非常事態でもあり、元気にしているか確認すると安心します。

おウチでミニエステ

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外出をしないので、女性はノーメイクの人が多数。知人はフェイスパックでミニエステをして、美しさに磨きをかけている様子。筆者ももらったものが溜まっているので、やろうかなと思います。おこもり生活から解放された時には、見違えるような美人に?

マニキュアをマメに塗る

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筆者の場合、仕事上マニキュアができなかったので、現在はマニキュアを楽しんでいます。手先が綺麗になると、気持ちが上がりますね。

とりあえず洗濯・掃除

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ランドロマット(コインランドリー)が閉鎖してしまったので、洗濯物は自宅で手洗い。すすぎの水が黒くなり、洗濯機でいかに汚れが落ちていなかったかを知って愕然とします。大変だけど、たまには手洗いも必要かも?

自宅に長くいるのと除菌のため、掃除。特に、ドアノブ、テーブルやキッチンの手の触れる部分、トイレなどは念入りに。

歴史の瞬間を残す

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新型コロナウイルスの感染拡大は、未曾有の緊急事態で、現代に生きる私たちの誰もが未経験の状況。つらい日々ですが、私たちは歴史の真っ只中にいます。自分に何ができるだろうと考えて、あとで振り返られるように、筆者は毎日文章に残すことにしました。

絵画を描いても、イラストにしても、曲を作っても、ダンスにしても、自分のできる(好きな)ことで、歴史の瞬間を残すのも意味があるのではないかと思います。毎日続けてルーティンにすると、生活も規則的になる気がします。

起業について考える

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多くのニューヨーカーが失業し、仕事に戻れるかわからない状況。今の状況でなければできない起業についても考えています。隙間産業とか。まだ具体的なアイディアは出てないですが、閃きを待っています。

腹筋・スクワットの新記録にトライ

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筆者は腹筋・スクワットの新記録にトライし、今のところ各100回が最高。もうちょっと努力しないといけませんね。一気にやるとハードルが高いので、20回ずつ分けて、思いついた時にやると良いと思います。

外出ができないので、自宅でエクササイズすることになりますが、集合住宅にお住まいの方は、下記に注意しましょう。

●音楽のボリュームを上げすぎないように注意
●エアロビクス、ジョギングなど階下に振動が響くエクササイズ
●音や振動がするエクササイズ器具の使用

皆が神経質になっている時なので、自分のことだけ考えるとトラブルのもとになります。アパートやマンションは、スポーツジムではありません。筆者のように集合住宅にお住まいの方は、静かにベッドの上でできる腹筋や、どこでもできるスクワット、ヨガなどがオススメ。

家族とたくさん話す

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家族と住んでいる場合、じっくり語り合うチャンスです。筆者の場合、家族は夫になりますが、親友でもあり話の種は尽きません。日本のある家族は自宅勤務になり、お子さん2人を含めた4人で、3月頭から毎日ずっと一緒。家族間でギスギスしたり喧嘩したりすることなく、毎晩のようにボードゲームを楽しみながら、平和に過ごされているそうです。非常事態に支え合える家族がいるのは心強いもの。こんな時ですから、いつも感じている感謝も改めて口にします。筆者の場合、夫の忍耐力、優しさ、包容力に御礼を言いました。

しかしながらアメリカでは、おこもり生活で家庭内暴力や離婚が激増しているらしいです。

おこもり生活ができない最前線のワーカーへ、ニューヨーカーが伝える「ありがとう」

NYC

[Photos by Hideyuki Tatebayashi] Do not use images without permission.

おこもり生活はつらいですが、エッセンシャル・ビジネスに従事している人たちは、新型コロナウイルスと闘い、命がけで働いてくれています。最前線で働いてくれる人々に敬意と感謝をこめて、おこもり生活のニューヨーカーは、1日の終わりに拍手を送ります。

https://youtu.be/VCBK1DSpPiA
News 4 New York: “Applause”/NBC New York

青山 沙羅

sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファー同居人氏とNY在住。


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